モンスターエナジー・ヤマハのファビオ・クアルタラロは、最高峰クラス3年目のシーズンに向けて、今年最初のオフィシャルテストに参加。1日目はウインターブレイク中にトレーニングとして使用した市販車『R1』からの乗り越えに苦労し、ある程度の時間を費やした後、2021年型プロトタイプマシン『YZR-M1』に乗り込んで最多の69ラップを周回。
2日目は9度のコースインで59ラップを周回すると、1分55秒台を23回、1分54秒台を10回、1分53秒台を1回記録。2日間で計128ラップを周回して総合1番手に進出した。
「オフシーズンの間にモトクロスとフラットトラックで多くのトレーニングを積んだけど、このバイクを走らせることは、別の話しだ。これからの数日間で、両手の水ぶくれが治ることを待ちたい。それでも、この2日間は、もう一度バイクを走らせることができて、とても幸せ。すごく楽しかった!」
「ペースが良くなった。今日の作業は本当にポジティブ。フィーリングは最高。グッドなラップタイムをマークした。データを検証して次のステップを決めるために、これからの2日間を有効に使おう」と会心の笑みで両手を見せながら、テストを振り返った。
オフィシャルテストリザルト
1日目:1分55秒707(69ラップ/15番手)
2日目:1分53秒940(59ラップ/1番手)
テストベストラップ:1分53秒858(2020年マーベリック・ビニャーレス)
ベストレースラップ:1分54秒927(2016年ホルヘ・ロレンソ)
オールタイムラップ・レコード:1分53秒380(2019年マルク・マルケス)
オフィシャルテスト~インタビュー
Good day of test and good lap time at the end ???? / Bonne journée de test et bon chrono en fin de journée ????
— Fabio Quartararo (@FabioQ20) March 7, 2021
P1 / 1:53:940 pic.twitter.com/n6A9a9h50G
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