アビンティア・エスポンソラマのエネア・バスティアニーニは、中量級王者として迎えるデビューシーズンに向け、開幕戦カタールGPの開催地ロサイル・インターナショナル・サーキットで開催された3月5日のシェイクダウンテスト、6日から2日間、10日から3日間のオフィシャルテストに参加。
2019年型エンジンを搭載した『Desmosedici GP20』に乗り込むと、シェイクダウンテストから計6日間で217ラップ、9.8レースに相当する距離を周回。連続14ラップのロングランを実行する機会もあり、トップタイムから1.322秒差の総合15番手でテストを終了した。
「最終日は風が強く、トラックに出ることは不可能だったから、前進することができなかった。このカテゴリーは別の世界。すごく楽しい。僕にとって特別なことだ。この数日間はバイクを試すことができ、全てが想像以上だった。」
「最初は身体が硬くなっていたけど、徐々にリラックスして楽しむことができ、他のライダーたちから学ぶこともできた。このトラックで沢山のことを学んだ。グッドなレースがしたい。ドゥカティ機は最初から良い感触を与えてくれ、『Moto2™マシン』と比較して全てがポジティブだ」と満面の笑みでテストを総括した。
シェイクダウンテスト:1分58秒051(39ラップ/4番手)
オフィシャルテスト1日目:1分56秒593(51ラップ/20番手)
オフィシャルテスト2日目:1分55秒486(45ラップ/16番手)
オフィシャルテスト3日目:1分54秒738(44ラップ/14番手)
オフィシャルテスト4日目:1分54秒505(38ラップ/15番手)
オフィシャルテスト5日目:走行なし
テストベストラップ:1分53秒183(2021年ジャック・ミラー)
ベストレースラップ:1分54秒927(2016年ホルヘ・ロレンソ)
オールタイムラップレコード:1分53秒380(2019年マルク・マルケス)
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