最高峰クラスは、3月6日から5日間、オフィシャルテストを開幕戦カタールGPの開催地ロサイル・インターナショナル・サーキットで実施。レプソル・ホンダ・チームに移籍したポル・エスパルガロがレギュラーライダー勢で最多周回数となる256ラップを周回。4年間使用したKTM機『RC16』からホンダ機『RC213V』への乗り換えに向けて11.6レースに相当する距離を走り込んだ。
3月5日のシャイクダウンテストを含めれば、スズキのテストライダー、シルバン・ギュントーリが参加29名中最多の258ラップを周回。
毎回のテストで多くの周回を重ねるマーベリック・ビニャーレスは252ラップを走行すれば、12月に新型コロナウイルスに感染したファビオ・クアルタラロは体調が回復したことを証明するように242ラップを周回。
新人勢では、連続22ラップのレースシミュレーションを実行したルカ・マリーニが最多の237ラップを走行。右肩を負傷しているロレンソォ・サバドーリは200ラップ。
シェイクダウンテストから走行を始めながら、3日目の転倒が原因でテストを予定よりも早く切り上げることになったホンダのテストライダー、ステファン・ブラドルは238ラップを周回。4日目の転倒で右足を負傷したアレックス・マルケスは193ラップ。
王者ジョアン・ミルは187ラップ。参戦2年目を迎えるクラス最年少のイケル・レクオナは180ラップだった。
ヤマハのテストライダーに就任したカル・クラッチローと野左根航汰は、テスト1号機、2号機、3号機を乗り比べた。
テスト周回数
1. シルバン・ギュントーリ:258ラップ(11.7レース)
2. ポル・エスパルガロ:256ラップ(11.6レース)
3. マーベリック・ビニャーレス:252ラップ(11.4レース)
4. ヨハン・ザルコ:245ラップ(11.1レース)
5. ファビオ・クアルタラロ:242ラップ(11レース)
6. フランコ・モルビデリ:241ラップ(10.9レース)
7. ステファン・ブラドル:238ラップ(10.8レース)
8. ルカ・マリーニ:237ラップ(10.7レース)
9. アレックス・リンス:232ラップ(10.5レース)
9. 中上貴晶:232ラップ(10.5レース)
11. ダニ・ペドロサ:222ラップ(10レース)
12. ジャック・ミラー:220ラップ(10レース)
13. エネア・バスティアニーニ:217ラップ(9.8レース)
13. ダニロ・ペトルッチ:217ラップ(9.8レース)
15. アレイシ・エスパルガロ:213ラップ(9.6レース)
16. バレンティーノ・ロッシ:212ラップ(9.6レース)
16. ミゲール・オリベイラ:212ラップ(9.6レース)
18. ブラッド・ビンダー:210ラップ(9.5レース)
19. フランチェスコ・バグナイア:202ラップ(9.1レース)
20. ロレンソォ・サバドーリ:200ラップ(9.0レース)
21. アレックス・マルケス:193ラップ(8.7レース)
22. ホルヘ・マルティン:190ラップ(8.6レース)
23. ジョアン・ミル:187ラップ(8.5レース)
24. イケル・レクオナ:180ラップ(8.1レース)
25. ミケーレ・ピロ:147ラップ(6.6レース)
26. 津田拓也:126ラップ(5.7レース)
初めてのアクセスですか?登録