73年目を迎えるチャンピオンシップに7名の日本勢がレギュラーライダーとして参戦。最高峰クラス4年目、キャリア12年目の中上貴晶は、2017年8月の第12戦イギリスGP以来4年ぶり通算3勝目を狙う。
過去、最高峰クラスで優勝を挙げた日本人ライダーは6名。2002年から始まった『MotoGP™クラス』では宇川徹と玉田誠の2名。中上が最高峰クラスで初優勝を挙げれば、日本人ライダーとしては、2004年9月の第12戦日本GP以来17年ぶりの優勝となる。
昨年は、中量級で長島哲太が開幕戦カタールGPで日本人ライダーとして2010年に始まった『Moto2™クラス』で4人目、『250ccクラス』を含めた中量級で19人目となる優勝を挙げ、軽量級では鈴木竜生が第3戦アンダルシアGPで2012年に始まった『Moto3™クラス』で最多となる2勝目を獲得。
軽量級5年目の鳥羽海渡は、25人目となる2勝目を目指し、中量級に昇格した小椋藍、軽量級に参戦する佐々木歩夢、國井勇輝、山中琉聖は38人目となる初優勝を狙う。
日本人ライダー~クラス別優勝記録
『500ccクラス』~9勝(4人)
4勝:岡田忠之
3勝:阿部典史
1勝:金谷秀夫/片山敬済
『MotoGP™クラス』~3勝(2人)
2勝:玉田誠
1勝:宇川徹
『250ccクラス』~68勝(16人)
17勝:原田哲也/加藤大治郎
9勝:青山博一
6勝:中野真矢
4勝:宇川徹
3勝:片山敬済
2勝:高橋裕紀/岡田忠之
1勝:青木宣篤/長谷川弘/伊藤史朗/金谷秀夫/小林大/宮崎敦/平忠彦/高橋国光
『Moto2™クラス』~5勝(4人)
2勝:中上貴晶
1勝:高橋裕紀/富沢祥也/長島哲太
『125ccクラス』~75勝(11人)
13勝:上田昇
11勝:坂田和人/宇井陽一
10勝:東雅雄
9勝:青木治親
6勝:眞子智実
5勝:徳留真紀/辻村猛
3勝:高橋国光
1勝:片山義美/田中禎助
『Moto3™クラス』~4勝(3人)
2勝:鈴木竜生
1勝:小山知良/鳥羽海渡
『350ccクラス』~8勝(2人)
7勝:片山敬済
1勝:金谷秀夫
『50ccクラス』~6勝(3人)
3勝:片山義美
2勝:伊藤光夫
1勝:森下勲
日本人ワールドチャンピオン
1977年:片山敬済(350ccクラス)
1993年:原田哲也(250ccクラス)
1994年:坂田和人(125ccクラス)
1995年:青木治親(125ccクラス)
1996年:青木治親(125ccクラス)
1998:坂田和人(125ccクラス)
2001年:加藤大治郎(250ccクラス)
2009年:青山博一(250ccクラス)
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