Tickets purchase
VideoPass purchase
News
7 hours 前
By motogp.com

「コントロールができないほどに感情が...」

決勝レース後、精神的に解放され、ピットボックスとインタビュールームで感泣

レプソル・ホンダ・チームマルク・マルケスは、第3戦ポルトガルGPの決勝レースで2列目6番グリッドから1分40秒台のペースで周回を重ねて13.208秒差の7位でフィニッシュ。2020年7月の第2戦スペインGP以来の復帰戦で、2019年11月の最終戦バレンシアGP以来となる完走を果たした後、感極まって涙をこぼした

「感動が正しい表現だろう。普段は感情を内に秘めるようにしているけど、メカニックたちが待っているピットボックスに入ったときは、ほっとした。痛みはなかった。力が足りなかったけど、達成感があってほっとすると、感情をコントロールできなくなり、爆発してしまった。レースを終わらせることを夢に見ていた。とても長い時間が経った。これが復帰の始まりとなることを願う。これはリハビリであり、回復の大きな一歩だけど、『MotoGP』をもう一度感じることが夢だった。その夢が今日叶った。ライダーに戻ったような感じ。精神的に解放され、あまり感情を表現する方ではないけど...ピットボックスに戻ったときは、疲れ果てていたけど、コントロールができないほどに感情が爆発してしまったけど、それはとてもナイスだった。」

「レースが終わらないことを恐れていたけど、そのことが思い浮かばなかった。最も厳しかったのは序盤。重要な点は、追い抜かれた序盤を受け入れたこと。自分のポジションではなかったから。まるで小学校で年長者たちとサッカーをしているようだった。あのポジションに位置するペースもバイクコントロールもなかった。抜かれ始めたとき、落ち着くことを心掛けた。僕の戦いではなかった。戦いに参加しなかった。自分の場所を探しただけ。レースを終わらせるために自分の位置で走り、受け入れたことが鍵だった。その場所を見つけると、ペースを少しずつ上げて、グッドなラップで上位陣に接近する瞬間があった。アレイシ・エスパルガロを捕まえようとトライしたけど、『スタートしてからここまで来た。残り5、6ラップはレースを終わらせるために、ただバイクに乗ろう』と身体が訴えた。右肩上がりだったけど、終盤は路面に肘をつけることさえできないから、限界だった。ファビオ・クアルタラロから僅か13秒差は信じられないことだ。」

「スタートは本当に良かった。初めてホールショットデバイスを使って、グッドなスタートだったけど、1ラップ目が終わる前にリズムがないことに気づいた。快適に乗れていなかった。ジョアン・ミルや数人に抜かれ、他車の後ろでブレーキングの場所を理解すること、彼らが僕を抜いたときのプレイを理解すること、走行ラインから外れることは非常に難しかった。コーナーに入ると、他の走行ラインで走ることができなかった。これは非常に困難だった。そのような場所に位置していたとき、残り周回数を確認した。おそらく残り12ラップだろうと思っていたら、18ラップだったから、OK、呼吸を整えるときだと思った。そうしないと、レースを終えることができなかっただろう。クールダウンして、自分の場所を探した。その場所を見つけ、レースを始めた。」

「恐怖?怖くはなかった。金曜のフリー走行1がどうなるのかを確認した。それは良い感じだった。身体面は消耗していったから悪くなっていった。正直なところ、弟が転んだところを目の当たりにした。ホルヘ・マルティンの転倒を見たから、『止まれ、自分を傷つけたようにダメージを受けるかもしれない』と自分に言い聞かせたけど、以前のように走ることができないと感じていたから、恐怖は感じなかった。正直なところ、一瞬もバイクを感じられなかったから、どうやって速く速く走れたのか解らないけど、1人でコースに出て、上手く走れた。レースでは、これ以上はできないという限界を感じた。残り7ラップだったから、終わらせなければいけなかった。」

「最大限のポテンシャルが戻るとき?分からない。トラックに依存する。本当にフィジカルなトラックのかどうか。例えば、今日のラスト7ラップは肘を使うことも肘をつくこともできなかった。本当に奇妙な走り方で走っていた。何もできなかった。」

「最大の限界はフィジカル。思うようにバイクのポテンシャルを引き出すことができなかったけど、土曜の午後にライディングスタイルに合わせるように幾つかの変更を加えた。ポルティマオでの初走行だったから、ライディングスタイルに関するデータやリファレンスがなかった。今後に大いに役立つ重要な情報を収集した。次のヘレスは良く知るトラックだから、セットアップに役立つだろう。新たな一歩を踏み出し、徐々にトップに接近したい。」

「既に忠告した通り、同じマルクではないけど、期待していた以上だった。プレシーズンをしている。プライベートテストが必要だけど、禁止されている。目標はチャンピオンシップではない。自分のレベルを取り戻すこと。」

「週末の進み方が嬉しい。もう一度、ライダーとして感じることができたことがとても嬉しい。この9ヶ月間がそのために闘ってきた。そして、今日は自分がライダーだと感じた。まだ思うように走らせることができないけど、望んでいたこと、バイクを走らせるということを達成した。医師たちやホンダ、家族、友人、理学療法士、全ての人たちに感謝したい。みんなが僕のことを我慢してくれ、助けてくれた。感動的な週末だった。」

「このレースの前に医師たちと話した重要なことがある。レースに戻るということは、自宅でのトレーニングを減らすという意味。つまり、レースとレースの間はバイクに乗らない。3、4日間ほど、ジムでトレーニングするけど、ウエイトトレーニングはなし。骨は大丈夫だけど、ストレス負担は徐々に高めて行く必要がある。良い体調に戻すには、時間を費やす。医師たちの助言に従う必要がある。彼らは走ることを許可してくれた。レース毎にバイクに乗るだけ。次の検査はヘレス後。そこで骨の状態をチェックして、もう少し何ができるのかを確認する」と達成感に満ち溢れた笑顔で復帰戦を振り返り、本来の走りに戻すために、ステップ・バイ・ステップで進んで行くことを説明した。

復帰を果たしたマルク・マルケスの4日間

最先端の多視点観戦、マルチスクリーンを提供する『VideoPass(ビデオパス)』では、第3戦ポルトガルGPの決勝レースをオンデマンドで配信