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2021-04-23
By motogp.com

ホルヘ・マルティンの衝撃度は26Gフォース

コントロールを失った直後、最初に路面に激突する直前にエアバッグが作動

国際モーターサイクリズム連盟(FIM)、モータースポーツ製造者協会(MSMA)、国際ロードレースチーム連盟(IRTA)、ドルナスポーツは、チャンピオンシップの安全性を追求し、競技規則を改正。2018年から全ての参加者に対して、エアバックが装着されたツナギの着用を義務付けた。

第3戦ポルトガルGPのフリー走行3で、プラマック・レーシングのホルヘ・マルティンは、7コーナーで転倒。21日に骨折した右手中手骨、右足首、左脛骨高原を手術。左手中手骨の骨折は手術をせずに固定したが、23歳のスペイン人ライダーにツナギを供給するアルパインスターズは22日、コントロールを失った直後、最初に路面に激突する直前にエアバッグが完全に膨張されたことを発表した。

バイクから飛ばされてから5.2秒間に20Gフォース(重力加速度)を超える衝撃が7度記録され、少なくても4度の衝撃は25Gフォース、そのうち2度は26Gフォースに到達していた。

過去、最も衝撃度が高かったのは29.9Gフォース。2016年にセパン・インターナショナル・サ-キットで開催されたオフィシャルテストでロリス・バスがストレートで飛び降りた転倒だった。

2019年の第15戦タイGPGPでは、マルク・マルケスが26.14Gフォースを記録すれば、2020年の第2戦スペインGPでは、ハイサイドから25.98Gフォースで路面に叩きつけられていた。

第3戦ポルトガルGP『MotoGP™クラス』~クラッシュ

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