ペトロナス・ヤマハ・セパン・レーシング・チームのバレンティーノ・ロッシは、最高峰クラス359戦目となった第5戦フランスGPの決勝レースで9番グリッドから1ラップ目に13番手、4ラップ目には14番手まで後退したが、バイクを乗り換えた後には8番手まで浮上。最後は42.198秒差の11位でチェッカーフラッグを受けた。
「今週末はここまでのレースと比較してポジティブだった。ヘレスのテストで改善したことを確認して、バイクのフィーリングが良かった。良いポジションをファイトすることができ、トップ10に進出できた。ウェットで強かっただけに、僕たちにとってミックスコンディションはとても残念だった。」
「朝のウォームアップ走行は良かった。フルウェットで速かったし、ドライでもペースはそれほど悪くなかった。グッドなレースができたかもしれないけど、ハーフウェット、ハーフドライのときは非常に苦しかった。もう少し上手くできたかもしれない。ソフトのレインタイヤを装着するところでミディアムを選ぶことができたかもしれないけど、レース後に言うのは簡単。雨が降るのがもっと遅いと予測していたから、正しい選択だと考えるけど、早く降り出してしまった。そこが問題だった。」
「結果は特別ではなかったけど、グッドな週末となった。トップ10にとどまることができたかもしれないけど、最終的にレースはこんな感じになってしまった。」
「1ラップ目の終わりにポル・エスパルガロに大きな瞬間があり、大きく滑った。彼を抜いたけど、11コーナーでイン側から僕を抜き返そうとしてきたところで、接触して、トラックの外側に飛ばされたから、7番手から13番手に後退。そこで大きくタイムを失ってしまった。」
「ドライでのペースは悪くなかった。あのボジションから始めようとトライしたけど、接触がなかったとしても、何が起こるのかを理解することは非常に難しい。レース後半、フルウェットなら良かった。ウォームアップ走行は7番手。ラップタイムは良かったから、どうなるかを予測することは難しい。このようなレースでは全てのことが起こる。」
「次戦のムジェロが楽しみ。グレートなトラックでのグレートなレース。ファンが来場しないことは残念。スペシャルヘルメット?その可能があると思う」とフラッグ・トゥ・フラッグとなったレースを振り返った。
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