チーム・スズキ・エクスターのアレックス・リンスは、最高峰クラス68戦目となった第5戦フランスGPで5列目15番グリッドから1ラップ目に6番手、2ラップ目に5番手、4ラップ目には3番手に浮上。バイク交換後、3番手を維持したが、6ラップ目の4コーナーで転倒。
20番手に後退した後、バイクを再度交換してレースに復帰したが、13ラップ目の3コーナーで週末3度目、今季6度目の転倒を喫し、第3戦ポルトガルGPに続き今季2度目の転倒リタイアを強いられた。
「複雑だ。悪い時期を過ごしている。3戦連続の0ポイントは大きすぎる。ドライコンディションでかなり良い感じがあり、昨日チームに表彰台を獲得できると言ったから、雨が降ってしまい本当に残念だったけど、完璧なスタート、完璧な1ラップ目だった。15番グリッドから4番手まで挽回するという不可能なことを成し遂げて、雨が降り始めたときには、多くの危険を冒して、マーベリック・ビニャーレスを捕まえ、3番手でバイクを交換。通常フロントブレーキを使わない4コーナーで少しだけ触れてしまった。緊迫感の中でバイクを止めようとして少しだけ触れてしまい、その代償は非常に大きかった。」
「バイクを乗り換えるために戻ったけど、それはウェットタイヤを装着したドライセッティングだった。タイヤを温めるのに苦労した。バイクが硬すぎて、スムーズではないと感じ、少しアグレシッブだった。フロントが閉じるまでは、なんとかコントロールしていたけど、適切なセッティングではなかった。」
「前を見なければいけない。確かにメカニックたちの士気が低い。彼らは見ることは辛いけど、闘い続けなければいけない。ルマンでは今までにないペースを掴むことができた。」
「3戦で3度の転倒、連続0ポイントという困難な時期を乗り越えるのは簡単ではないけど、体調もライディングも今までにないほどに良い。ムジェロではもう一度全力を尽くそう。正直なところ、ドゥカティ勢に有利な2連戦だけど、僕たちはあそこにいた。バイクの状態がすごく良い。僕自身のレベルも嘗てないほどに良い。予選以外は思うように走れている。」
「リセットして、強く、元気に、ダイナミックな形でムジェロに乗り込もう。精神的には転倒の後でへこんでいる。何が起こったのか、何を変えることができたのかを考えているけど、僕は強い。多くのことが起こり、3度も転倒してしまったけど、帰宅して猛烈にトレーニングを積み、万全の状態でサーキットに乗り込む。チャンピオンシップに勝とうと思って目を覚ます。僕たちは大きく離されているけど、決して諦めない。戦い続ける。」
「3度も馬鹿げた転倒をしてしまったから謝りたい。できないことをやった。10つもポジションを挽回し、雨の中で力強い走りをし、バイクを素早く交換した。上手く曲がるために少しだけブレーキに触れてしまって転んでしまった。難しい。簡単な時期ではないけど、強さを感じる。キャリアの中で身体的に精神的に、そしてバイクも最高の時期だ。簡単な1日ではなかったけど、帰宅して、愛する人と一緒に過ごし、強力になってもムジェロに乗り込もう」と決意を持って次戦に挑むことを力強く語った。
「リセットして仕事を続けよう」
We did what we had to do on the first laps but then the rain arrived and this happened ⬇️ We are facing tough times but we will keep working hard and we will get back stronger than ever. Sorry team @suzukimotogp #motogp #FrenchGP #ar42 pic.twitter.com/T4SYyuRZKr
— Alex Rins (@Rins42) May 16, 2021
???? @Rins42's miserable day is complete!#FrenchGP ???????? pic.twitter.com/4vEWxYJ0gl
— MotoGP™???? (@MotoGP) May 16, 2021
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