プラマック・レーシングのヨハン・ザルコは、ホームレースとなった第5戦フランスGPの決勝レースで2列目5番グリッドから1ラップ目に10番手、2ラップ目には11番手まで後退したが、バイク交換後の6ラップ目に19秒差の5番手にジャンプアップ。8ラップ目にマルク・マルケスが転倒して4番手、15ラップ目に中上貴晶、22ラップ目にはファビオ・クアルタラロを抜いて2番手に浮上。
3.970秒差の2位。最高峰クラスで7度目、今季3度目の自己最高位を獲得。4年前の最高峰クラス1年目に初表彰台を獲得したルマンで10度目、キャリア通算51度目の表彰台を獲得し、総合5位から12ポイント差の3位に浮上した。
「スタートが良くなかった。フランコ・モルビデリとの接触を回避するちょっとした問題があり、1コーナーでワイドになった。その後、シケインで大きくタイムロスしてしまった。雨が降り出したことから、最初の目標はピットレーンに戻ること。5番手でバイクを交換したけど、リアにミディアムタイヤを装着したことで、ペースを掴むことが難しかった。タイヤの旬日が整うのに4ラップを費やしたことから優勝を逃した。」
「非常に難しいコンディションで20ポイントを稼いだから喜ぶことができる。パーフェクトなスタートが切れたときに優勝ができるだろう。ジャック・ミラーの優勝を嬉しく思う。今回もドゥカティのワンツーフィニッシュだ。僕たちにとって大変ポジティブなこと。」
「良い経験を積み、モチベーションを持つ。ドゥカティと共に経験を積んでいる。各レースで状況をコントロールし、適切な瞬間に賢くなれば、タイトルを獲得する可能性があるだろう。この機会を嬉しく思う」と初優勝の機会を逃した理由を説明し、タイトル争いに挑戦する強い意志を語った。
初めてのアクセスですか?登録