ドゥカティは8台を投入することが可能

ダビデ・タルドッジが2022年シーズンに供給するデスモセディチの台数に関して言及

イタリアのスポーツ紙『La Gazzetta dello Sport(ラ・ザゼッタ・デロ・スポルト)』が運営するポッドキャスト『MotoG-Podcast』は、ドゥカティ・レノボ・チームのチームマネージャー、ダビデ・タルドッジを招待。注目が集まって来たサテライトチームに関して、3年前の2018年シーズンにファクトリーチームのドゥカティ・チームに加え、サテライトチームのアルマ・プマラック、インディペンデントチームのアンヘル・ニエト・チーム(現アスパル・チーム)とレアーレ・アビンティア・レーシングにプロトタイプマシンのデスモセディチを供給していたことから、全8台の準備が可能であることを説明。

「ドゥカティは8台をマネジメントすることが可能です。既に実証済みであり、3年前まではアスパル・チームにも供給していました。それは構造化されていますが、8台を供給するという意味ではありません。8台のファクトリーマシンを考えることは馬鹿げています。意味がありません。」

「今年は複数の理由により、1年目のホルヘ・マルティンにファクトリーマシンを提供していますが、新人には必要ありません。私の見解では、4台が正しく、ドゥカティはもう1台を供給するキャパシティがあります。」

「VR46がドゥカティ?調印だけが不足しているというのは真実ではありません。調整が必要な詳細なことが沢山あります。その一方で彼らは評価し提案しています。現時点でサインを交わしておらず、VR46、そして、グレシーニとの間で継続的な議論があります。」

2021年シーズンは、サテライトチームから昇格させたジャック・ミラーとフランチェスコ・バグナイアを起用。「私はジャックとペッコの関係を嬉しく思います。チームにとって建設的であり、彼らにとっても有益なことです。ジャックがガレージに戻って来たとき、最初の2分間は彼のクルーたちと優勝を祝いましたが、ペッコが現れると、2人はハグしました。ライダー間に存在する正真正銘の関係であり、我々にとって本当の利点です。」

「昨年、我々が検討しているプロジェクトを説明したとき、大きな批判を受けました。我々にとって、8年間一緒に参戦してきたアンドレア・ドビツィオ=ソと6年間一緒だったダニロ・ペトルッチと関係に終止符を打つことは非常に困難であり、個人的な観点からも非常に困難な選択でした。」

第5戦フランスGPの決勝レース後、以前から良好な関係があるマルク・マルケスとの立ち話に関しては、「マルク・マルケスがトップに戻るとき?それは彼のフィジカルが許すときです。我々にとって、マルクは再び問題となります。ルマンでは勝利という大きな願望に裏切られました。レース後、10分ほど話す機会があり、『あのマルケスを倒したいから一刻も早く戻ってほしい』と伝えると、私の目を見て、『オーストリアで勝ちたい。あそこで打ち負かしたい』と言いました。面白くなるでしょう。」

来週末にムジェロ・サーキットで開催されるホームグランプリ、第6戦イタリアGPで優勝する可能性に関しては、「我々が勝ちます。2人のうち、どちらかだと言うことは難しいですが、ペッコと言いましょう。まだ勝っておらず、優勝を期待しています。2位はジャック。3位はアレックス・リンス。ピロ?ミケーレは上手く走ることができます。テストライダーがトップ10入りした場合、それは優勝に値します。過去のようなペースがありません。現在、トップ10に入るのはライオンたちです」と3戦連続優勝とミケーレ・ピロの上位進出を期待した。

ドゥカティ・コルセのジェネラルマネージャー、ルイジ・ダリーニャはプラマック・レーシングとは特別な関係があり、スポーティングディレクターのパオロ・チャバッティは、VR46とグレシーニ・レーシングと交渉していることを第4戦スペインGPの際に発言していた。

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