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2021-05-29
By motogp.com

「マーベリックに会って謝った」

公式予選1でマーベリック・ビニャーレスを追走した理由を説明。明日の決勝レースで完走を目指す

レプソル・ホンダ・チームマルク・マルケスは、第6戦イタリアGPのフリー走行3で12番手。フリー走行4で17番手。今季3度目となった公式予選1で1番手。公式予選2では、公式予選1のタイムを更新できず、ポールポジションタイムから0.938秒差の11番手。明日の決勝レースを4列目から迎える。

公式予選1でマーベリック・ビニャーレスを追走したことについて、「インタビュールームの出入り口でマーベリックに会い、謝った。彼とは良好な関係があり、僕に対して怒っているのは当然のことだと言った。もちろん、理由を訊かれ、走りに限界があるから、何らかの手段を講じなければならず、その手段とは誰かを追いかけることだとハッキリ説明した。この手段で段階を消化しなければいけない。」

「彼を邪魔せず、起き抜かず、シンプルに後ろに位置した。そうすれば、彼の前が開け、思うようにタイムが出せる。だけど、彼が怒ることを理解する。彼との間で問題にしたくいない。僕は速いけど、状況がそのさせてくれない。」

「僕自身、過去に同じような経験をしたから、どう思っているの分かっていると伝えたけど、今日できる唯一の手段だった。もちろん、違う状況を望む。僕を追いかけてほしいけど、限界があることから、誰かを追いかけることが唯一の手段だと分かっていた。Q1の出走リストを見て、最も速いライダーはマーベリックだから、彼を選んだ。他に速いライダーがいれば、他のライダーを選ぶ。Q2の進出は期待していなかった。そこでタイムを伸ばすことができず、トライもしなかった。限界だったから。規則の範囲内だったけど、限界だった。ナイスなことではない。やりたいことではないけど、苦しんでいるとき、可能な限りの手段を探す。今日はその戦略を実行したということ。前に出て邪魔せずに」と説明。

開催前日と初日終了後に話題となったストップするかしないかに関して、「上手く説明しなかったことで、混乱を招いてしまったかもしれない。ポルティマオで復帰してからは、バイクの上で試している。回復のプロセス中には、時々浮き沈みや予期しない出来事は発生することを認識している。現実的な選択肢の1つとして、パワーを失い、コントロールを失えば、ストップしなければいけないということ。まだそのレベルに到達していないけど、通常よりも右腕が苦しむ2つのサーキットで復帰してから初めての2連戦だということ。現時点でストップするつもりはない。周回を重ねるために僕はここにいる」と状況を明確に説明。

「全体的にフィーリングは昨日よりも良いけど、午後は腕の力が低下した。ここは方向転換が多い。肩が痛いけど、首が痛くなった。肩の周りの全ての筋肉が通常よりも働いている。腕がフィットしていないから悪くなってしまうけど、特に肩が悪いというわけではない。肩の周りの全ての筋肉ということ。」

「『僕を抜くだろう』とマーベリックと冗談を交わした。14位、10位、8位で終わっても重要ではない。レースを終えて、周回を重ね、距離を走ることが必要だと分かっている。精神的に厳しいプロセスだけど、僕たちはやらなければいけない」と明日の決勝レースで完走を目指すことを強調した。

マルク・マルケスがマーベリック・ビニャーレスを追走した理由を説明

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