レプソル・ホンダ・チームのポル・エスパルガロは、ホームレースとなった第7戦カタルーニャGPの決勝レースで、フロントにハードタイヤ、リアにミディアムタイヤを装着して4列目12番グリッドからスタートすると、11番手走行中の5ラップ目5コーナーで週末2度目、今季9度目の転倒を喫して、今季初の転倒リタイア。
「僕たちは悪い時期を過ごしている。今日は転んでしまった。コンディションを考えて、最善な選択となるハードタイヤを履いたけど、グリップに苦しみ、タイムをロスした。欲求不満なレースとなってしまったけど、ポジティブな態度を維持し、仕事を続けなければいけない。」
「状況を一転させなければいけない。まだシーズンが半分以上残っている。明日はテスト。大幅な解決策を探している」と前向きな姿勢でテストの目標を説明。
バルセロナ-カタルーニャ・サーキットに延滞し、決勝レース翌日のオフィシャルテストに参加すると、16度のランで72ラップを周回。44ラップ目の9コーナーで低速走行車が原因で転倒を喫したが、トップタイムから0.477秒差の6番手に進出した。
「プレシーズンに多くのテストがなかったことから、ホンダ機を走らせる機会は重要だ。バイクを学び、理解を続けるために多くのことを試す忙しい1日となった。他車が原因で不運な転倒に苦しんだけど、沢山の周回を完了することができた。」
「問題と解決策を見つけようと作業に取り組んだけど、同じ日に多くのことを試すとかなり混乱してしまう。結論は出ていないけど、次戦で確認しよう。ザクセンリンクで役に立つかもしれないものが見つかったけど、実際に走るまでは上手く機能するか分からない。」
「全てのコンポーネントをテストするために20ラップを周回。ホンダが最近変更したものが機能するかを再確認する場合、どれが最も問題をもたらしているかを確認した。」
「週末に使ったバイクに集中。現行のバイクに沢山の問題がある。将来を考える前に改善が必要。現在の問題を解決すれば、将来のバイクはもっと、もっと速くなるだろう。良い感じでテストが終わった」とテストを振り返り、3レースに相当する距離を走り終えた充実感を見せた。
Un lujazo pasar el tiempo en lo que a uno le apasiona durante un lunes ???? Test ✅ Sachsenring, vamos a por ti! // So nice to spend a Monday with what you love ???? Test done ✅ Next stop: Sachsenring! pic.twitter.com/09Al6gNOuW
— Pol Espargaró (@polespargaro) June 7, 2021
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