モンスターエナジー・ヤマハのマーベリック・ビニャーレスは、第9戦TTアッセンのフリー走行1でタイヤを履き替えずに最多23ラップを周回し、2015年の決勝レース中に記録されたベストレースラップ(1分33秒617)を上回る1分33秒072を刻み、今季4度目の1番時計を記録。
第3戦ポルトガルGP、第6戦イタリアGPに続き今季3度目となる1番手発進を決めると、フリー走行2では、雨が降り出したことから午前のタイムを更新できなかったが、1番時計を記録。昨年10月の第11戦アラゴンGP以来、今季初めて初日総合1番手に進出した。
「本当に、これほど戦闘的になれるとは思っていなかった。フリー走行1で20ラップ以上を走ったリアタイヤで33.0秒が出たとき、率直に速いタイムだと思った。午後は幾つかのこと、クルージングのスピードなどを理解しようとして、それは良かった。根本的にグリップが見つかり、トラックでやりたかったことがだいたいできた。結局のところ、いつも考えていたのは、『そんなに悪い日はなく、ヒーローになる日もない』ということ。常に全てを少し整理して、働き、全力を尽くさなければいけない。」
「タイヤのグリップがある。ストロングに走ることができる。基本的にもう少し前進できる。これほどの戦闘的を感じたのは久しぶりだったから嬉しい。これは重要だ。ステップ・バイ・ステップで行こう。」
「バイクはザクセンリンクと同じ。全てが不思議だ。明日、ファビオ・クアルタラロが何をするのか見て、彼のようにバイクを準備しよう。」
「ザクセンリンクでも良かった。常に速く走れるトラックだったから大きな自信があったけど、最悪の結果だった。ここで理解したことは、時々、誰も僕自身も理解できないことが起きてしまい、ビリからトップになってしまう。不思議なこと。同じことをして、同じものを食べ、同じように寝て(笑)。今日は赤ん坊が起きていたから、少ししか寝れなかった。難しい、とても難しい」と状況が好転した初日の感想を語った。
「ザクセンリンクと同じバイク」
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