ウーゴ・ミリャン・ガルシアが死亡

ヨーロピアン・タレント・カップに参戦する14歳のスペイン人ライダーが事故死

国際モーターサイクリズム連盟の主催大会『FIM CEV REPSOL』は25日、モーターランド・アラゴンで第5戦スペイン・アラゴン大会で開催され、『European Talent Cup(ヨーロピアン・タレント・カップ) 』の第1レースでウーゴ・ミリャン・ガルシアがレースアクシデントで死亡した。

バレンシアのサーキット・リカルド・トルモが主催するプロモーションカップ『Cuna de Campeones(クナ・デ・カンペオネス)』出身で、当カップが運営するチームから参戦する14歳のスペイン人ライダーは、今季5度目の表彰台を獲得して総合2位に進出。シーズン7レース目となる第1レースで2番グリッドからトップ争いを繰り広げていた2ラップ目の5コーナーでハイサイドから転倒。コースの中央に着地した後、後続を確認してコース外に逃げようとした瞬間に後続車がミリャン・ガルシア車に激突。同時に自身のバイクに激突したことから、レースディレクションは赤旗を提示。

医療介入車両が直ぐに現場に到着し、トラック上で救命処置した後、サーキット内のメディカルセンターに搬送されたが死亡が発表された。

第1レースは、14ラップから9ラップに短縮されてリスタートされたが、死亡が発表された後、第2レースと『Moto2™ European Championship(Moto2™欧州選手権)』の第2レースはキャンセルされた。