決勝レース:ペドロ・アコスタが優勝でチャンピオン!

「スペクタクル」を提供すると予選後に宣言した17歳のスペイン人ライダーが有言実行

第17戦アルガルヴェGP決勝レース(周回数:21ラップ)は7日、アウトードロモ・インテルナシオナル・ド・アルガルヴェで行われ、ウォームアップ走行で1番時計を刻んだ14番グリッドのペドロ・アコスタが第10戦スティリアGP以来7戦ぶりに優勝、シーズン6勝目を挙げ、チャンピオンに輝き、新人として1990年のロリス・カピロッシ以来となるタイトル獲得に成功した。

気温19度、路面温度26度のドライコンディションの中、最終ラップの3コーナーで4番手を走行していた7番グリッドのダーリン・ビンダーは、2番手を走っていた4番グリッドのデニス・フォッジャに追突。3番手を走行していたポールポジションのセルジオ・ガルシアが巻き込まれ、フォッジャとガルシアが転倒。

16番グリッドのアンドレア・ミニョは0.354秒差の2位。第14戦サンマリノ&リビエラ・ディ・リミニGP以来3戦ぶり3度目の表彰台、今季のベストリザルトを獲得すれば、8番グリッドのニッコロ・アントネッリは0.880秒差の3位に入り、3戦ぶり4度目の表彰台を獲得。11番グリッドのジェリミー・アルコバは4位。

12番グリッドのイサン・グエバラと10番グリッドの佐々木歩夢は、フリー走行2の低速走行により3ラップ目にロングラップペナルティを消化したが、5位と6位に進出。

13番グリッドのロマーノ・フェナティ、6番グリッドのチャビエル・アルティガス、18番グリッドの鈴木竜生、9番グリッドのフィリップ・サラッチがトップ10入り。

3番グリッドのアドリアン・フェルナンデェスは11番手。17番グリッドの國井勇輝は20位。24番グリッドの山中琉聖は21位。

2番グリッドのジョン・マックフィーは、5ラップ目の13コーナーで今季11度目の転倒。5番グリッドのジャウメ・マシアは、19ラップ目の5コーナーで転倒。27番グリッドの鳥羽海渡は、1ラップ目の1コーナーで今季18度目の転倒。

スチュワードパネルは、最終ラップに後方からフォッジャに衝突したビンダーに対して無責任な走行を理由に失格。

チャンピオンシップは、総合1位のアコスタが25ポイントを加算。総合2位のフォッジャは4度目の転倒リタイアを喫し、2人のギャップが46ポイント差に拡大したことから、アコスタが来週末の最終戦バレンシアGPを残してタイトルを獲得した。

RESULTS

 

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