レプソル・ホンダ・チームのチームマネージャー、アルベルト・プーチは、オフィシャルテストの2日目、最終日となった19日にヘレス・サーキット‐アンヘル・ニエトで第17戦アルガルヴェGPから欠場しているマルク・マルケスの状況に関して説明。1ヶ月後のクリスマスの時期に検査を受けることを明かした。
「最も重要なことは、彼がどうであるかです。ポルティマオとバレンシアで説明した状況とほぼ同じす。休息し、回復し、目の周りの腫れが引き、落ち着きが戻ることを確認するには、ある程度の時間が必要です。」
「クリスマスの頃に医師の検査を受け、状況がどうなのかを確認します。その際に、もしかしたら可能性に関して何らかの決断を下すかもしれません。もちろん、彼はヘレスにいないことに喜んでいません。同時に今必要なことは、休息と忍耐だということを理解しています。これが状況です」と説明。
10月30日、マルク・マルケスは通常のトレーニングとして取り入れているオフロードトレーニング中に転倒を喫した際に頭部を強打。大事を取って第17戦アルガルヴェGPを欠場し自宅で休養していたが、体調が悪化し、視力に問題が生じたことから、11月8日にスペイン・バルセロナ市内の病院で診察を受け、右上斜筋の関与を伴う第4右神経の麻痺により、複視と診断を受け、自宅で静養を続けている。
10年前の2011年10月21日、第17戦マレーシアGPの初日に濡れた路面に滑って転倒した際に頭部を打ち、第4右脳神経の外傷性損傷が原因で右上斜筋の麻痺を引き起こし、右眼の視力喪失により2戦を欠場。2012年1月16日に手術を受け、3月19日からヘレス・サーキット‐アンヘル・ニエトで開催されたオフィシャルテストに参加。回復具合を確認した後、復帰戦となった4月8日の開幕戦カタールGP決勝レースで優勝を挙げていた。
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