レッドブル・KTM・テック3は、7月14日に第11戦ドイツGPの公式予選2で転倒した際に左肩を強打したマーベリック・ビニャーレスが7月13日にイタリアで手術を受け、無事に成功したと発表。今週末の第12戦チェコGPを欠場することになった。
公式予選2の1ラップ目4コーナーでハイサイドから今季4度目の転倒を喫したことで左肩を脱臼。その場で直ぐに元の位置に戻し、メディカルセンターを経由して近郊の病院に搬送され、精密検査を受けた結果、上腕骨上端にある、外側に向かって突き出した骨の隆起、肩関節大結節(かたかんせつだいけっせつ)の軽度の骨折と肩甲骨と上腕骨をつなぐ腱板の一部である棘上靭帯(きょくじょうじんたい)の損傷が判明したことから、2011年3月の開幕戦カタールGPでデビューしてからキャリアで初めて負傷欠場。
回復スピードを速める目的で手術を受けたことから、早期復帰に向けて治療とリハビリに専念することになった。