オフィシャルテスト~デニス・フォッジャが軽量級初の46秒台!

佐々木歩夢4番手、鈴木竜生6番手、鳥羽海渡10番手、山中琉星15番手に進出

Moto3™クラス』のオフィシャルテスト3日目、最終日は21日、第5戦ポルトガルGPの開催地、アウトードロモ・インテルナシオナル・ド・アルガルヴェで行われ、軽量級5年目を迎える21歳のイタリア人ライダー、デニス・フォッジャがまだ足の負傷を抱えているが、10時から始まった最初のセッションで1分47秒台のペースを刻んだ後、ベストレースラップ(1分47秒610)とオールタイムラップレコード(1分47秒274)を非公式ながら更新する1分46秒990を記録。軽量級で初めての47秒を突破し、総合1番手でテストを締め括った。

オフィシャルタイヤサプライヤーダンロップは、今回のテストにライダー1人あたり6本のフロントタイヤ、6本のリアタイヤを供給。テスト用に2タイプのフロントタイヤを準備。

3日目もドライコンディションに恵まれた中、昨年当地で開催された2度のグランプリで連続表彰台(3位と2位)を獲得した2日目総合3番手のアンドレア・ミニョは、0.052秒差の総合2番手に進出。

2日目総合10番手のイサン・グエバラは、0.334秒差の総合3番手。2日目総合9番手のダビド・ムニョスは、新人勢の最高位となる0.628秒差の総合5番手。2日目総合14番手のジャウメ・マシアは総合7番手。2日目総合7番手のセルジオ・ガルシアは総合9番手。

2日目総合13番手の佐々木歩夢は、38ラップを周回して0.563秒差の総合4番手に浮上。3日間で6.6レースの距離に相当する140ラップを周回すれば、2日目総合26番手の鳥羽海渡は47ラップを周回して0.709秒差の総合10番手。3日間で164ラップを周回。2日目総合15番手の山中琉星は0.953秒差の総合15番手。3日間で160ラップを周回した。

1日目と2日目に連続して1番手に進出した鈴木竜生は、29ラップを周回して総合6番手。6.3レースに相当する134ラップを周回し、2日目のタイムで総合4番手だった。

佐々木歩夢は、連続13ラップのロングランを実行。セルジオ・ガルシアは連続9ラップ、イバン・オルトラは連続11ラップと連続13ラップにトライ。

鈴木竜生、アンドレア・ミニョ、セルジオ・ガルシア、スコット・オグデンが転倒を喫した。

プレシーズンの日程は終了。15チームは一旦解散するが、バイクを含めた全ての機材は、2機の大型貨物機を利用してカタールの首都ドーハまで空輸することから、モーターランド・アラゴン近郊のサラゴサ空港まで大型トラックで搬送される。

TEST RESULTS

Ayumu Sasaki, Sterilgarda Max Racing Team, Portimao Moto2™ & Moto3™ Official Test
Deniz Oncu & Izan Guevara, Portimao Moto2™ & Moto3™ Official Test
Dennis Foggia, Leopard Racing, Portimao Moto2™ & Moto3™ Official Test

 

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