スズキ、リビオ・スッポをチームマネージャーに指名

スズキ・モーター・コーポレーションとチーム・スズキ・エクスターは２３日、過去にドゥカティで１１年間プロジェクトリーダー、レプソル・ホンダ・チームで７年間コミュニケーションディレクターとチームプリンシパルを務めたリビオ・スッポがチームマネージャーに就任することを発表。プロジェクトリーダーの佐原伸一が１年間、暫定的に役割を引き受けいたが、開幕戦を前に探していたチームマネージャーが見つかり、即時に業務を開始することになった。

リビオ・スッポ（チームマネージャー）
「チーム・スズキ・エクスターのチームマネージャーに就任すること、４年ぶりにチャンピオンシップに戻れることを大変誇りに思います。スズキと共に、この素晴らしいプロジェクトに参加できることを大変光栄に思い、創立１００周年の２０２０年にタイトルを獲得したように歴史的なメーカーの一員になることは、挑戦的な作業となるでしょう。」

「ジョアン・ミルとアレックス・リンスのような才能ある２人のライダーと一緒に仕事を始めることは、素晴らしい経験になると思います。」 「佐原さんの提案は、私にとって絶好のタイミングでした。電気自転車の会社を設立させて忙しかったですが、確かにパドックを恋しく思い、戻れる準備ができていました。私の人生において、レースがほぼ全てのキャリアであり、チーム・スズキ・エクスターに私の経験をもたらすために最善を尽くします。」

「グレートなチームであるだけでなく、人間的に素晴らしいグループであることを知っています。それが一刻も早く目標の達成に向けて、大いに役立つでしょう。今日の『MotoGP™』はますますエキサイティングで、非常に速いライダーたちが多く、全てのメーカーのバイクは競争力があります。全ての関係者にとっては難しい挑戦であり、全ての詳細が違いをもたらす可能性があります。プレイに戻り、スズキと共に頂点に立つために全力を尽くす準備ができています。」

佐原伸一（プロジェクトリーダー）
「新しいシーズンが始まる前に、我々の新しいチームマネージャーとして、リビオ・スッポが就任するというニュースを発表できることを大変嬉しく思います。リビオは豊富な経験と勝利に対する大きな情熱を持つことから、チームマネージャーというポジションに非常に適していると確信しています。」

「彼がチームでどのように機能するのか、シーズンを通じて、一貫して競争するときにチームの雰囲気が重要であると理解しています。我々のチームのメンバーの数人かは、既に彼と一緒に働いた経験があり、長くパドックにいたことから、彼を知っています。ウインターテストでは、パフォーマンスの向上と有望な兆候を確認しました。リビオの加入により、チームがさらに強化され、さらに強くなると信じています。」