『FIM Enel MotoE™ World Cup(MotoE™ワールドカップ)』は13日、開幕戦スペイン大会の舞台となるヘレス・サーキット‐アンヘル・ニエトでオフィシャルテスト3日目、最終日を実施。3度目、最後のセッションでレースシミュレーションが行われ、先週末にモーターランド・アラゴンで開催されたスーパースポーツ世界選手権の開幕戦で2位と1位を獲得したドミニケ・エガーターがトップでチェッカーフラッグを受けた。
17時00分からドライコンディションの中で9ラップのレースシミュレーションが実施され、復帰組のエクトル・ガルソが1.601秒差の2番手に進出。2ラップ目にはテスト最速時計を刻めば、参戦4年目のマッティア・カサデイは6.702秒差の3番手。
参戦2年目を迎える大久保光は、6.851秒差の4番手に進出。2度目のセッションで1番手に進出した初日総合1番手のエリック・グラナドは、7ラップ目の1コーナーで転倒すれば、昨年2連覇を達成したジョルディ・トーレスは、技術的な問題が発生してリタイアした。
レギュラーライダーたちは一旦解散し、15日後の4月28日に当地に再集結。開幕戦スペイン大会は29日にフリー走行と公式予選、30日に決勝レース1、5月1日に決勝レース2が開催される。
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