プレスカンファレンス~ヨーロッパラウンド開幕!リセットのチャンス

ジェットコースタートラックでのアクションに先立ち、注目のライダーたちが意気込みを語る

第5戦ポルトガルGPプレスカンファレンスは21日、アウトードロモ・インテルナシオナル・ド・アルガルヴェのプレスカンファレンスルームで行われ、エネア・バスティアニーニ(ドゥカティ)、アレックス・リンス(スズキ)、ジャック・ミラー(ドゥカティ)、ミゲール・オリベイラ(KTM)、マルク・マルケス(ホンダ)が出席。

エネア・バスティアニーニ
「最高の気分。このトラックで2020年に『Moto2™クラス』のタイトルを獲得したけど、僕は現時点でチャンピオンシップのリーダーだ。4戦が終了しただけだけど、僕にとって、チームにとって、そして誰にとってもとても良かった。最高だ。今、リセットが必要。ヨーロッパのレースは異なる。バイクとライダーのレベルは非常に接近し、トップを維持することは非常に難しいだろう。しかし、僕たちはモチベーションが高く、週末の始まりが待ち切れない。」

「今週末のコンディションは奇妙だろう。雨の可能性があり、インドネシアでは、ウェットコンディションでグッドなステップを踏んだ。それに、ペッコ・バグナイアがここで本当に速かったから、彼のデータをチェックすることができるけど、今週末はゼロから始めたい。何が起こるのか見てみよう。」

アレックス・リンス
「スズキがオースティンで500度目の表彰台という歴史を作り、それに参加できたことがとても嬉しい。2017年に加入して以来、僕たちは大きな成果を達成するために懸命に働いてきたから、今僕たちは絶好調だ。オースティンで2位だったけど、素晴らしい週末だった。今週末を見てみよう。天候が難しくなるかもしれない。金曜と土曜は雨が降り、風が強いかもしれない。僕たちは好調だから、どこで終われるか見てみよう。」

「まだ交渉は始まっていない。リビオ・スッポ(チームマネージャー)と日本人たちが僕と続けたいと言ってくれたから、僕は落ち着いている。彼らは僕を落ち着かせてくれた。それは良いこと。そのおかげで、良い形で走ることができる。僕のマネージャーが今後のレースで契約の延長に関して話し合いを始めるだろう。」

ジャック・ミラー
「前戦の表彰台から積み上げていくことが、現時点の計画。ヨーロッパのシーズンが来たことは良い。ボールが少し転がり始めた。バンピーなスタートは、僕とシーズンにとって普通のことだけど、ボールが転がり始め、これからグッドなサーキットを訪れる。本当にバイクに慣れ始め、週末ごとに理解度が高まっている。どこの仕事が必要なのか、何をしなければいけないのか分かっているけど、全体的には幸せ。しっかりとした週末にまとめたオースティンでしたことと同じことをしよう。それが自信を与えてくれると思う。少し気力を失ってしまったけど、決定的に、これからのレースに向けて何をすべきかという意味で必要なことだった。」

「ポルティマオは、開催日程の中で他のトラックとは非常に異なり、高低差に対応しなければいけない。ここでの良い歴史があるから、昨年のこの時期に訪れたときのスピードが見つかることを願う。スピードを見つけられるようにトライしよう。しっかりとした週末を築こう。多くのライダーたちが言うように、チャンピオンシップはここから本格的に始まる。ヒートアップすることから、最前線に位置できることを願う。」

ミゲール・オリベイラ
「トップ10に入り、トップ5に近づきたかったから、僕たちが望んだシーズンのスタートではなかった。僕たちはここに来た。ホームグランプリだ。気持ちと全てをリセットすることができる。モチベーションは高い。過去のスピードを見つけて、ここポルトガルで戦闘力を取り戻せるようにトライしよう。」

「昨日は700台ぐらいが集まってくれた。もしかしたら、もっと多かったかもしれない。毎年何か起こっているから、今年はKTMを巻き込んで、『MotoGP™マシン』を公道に持ち込むことができた。自然環境にバイクを持ち込むことは信じられないこと。この素晴らしいサポートに囲まれたことを光栄に思う。恩返しができることを願う。」

マルク・マルケス
「オースティンは良い週末だった。目標は自信を取り戻すこと。そして、自信を取り戻した。良いやり方で週末に取り組み、しっかりとした週末にした。確かに、いつも僕は多くのことを望む。6位で終わるためのカンバックはとても良かったけど、それ以上のことを探していた。スタートで技術的な問題があった。新車では起こってしまうことで、最も重要なことは、ホンダが問題を発見して、将来に向けて解決したこと。それが重要であり、今週末のことを考え、進歩を続きる時だ。」

「長い負傷の後、1年前にここポルティマオでナイスなカンバックがあった。浮き沈みと怪我を伴った簡単な年ではなかったけど、僕たちはレースをするためにポルティマオにいる。確かに1回しかレースをしていないから、参考となることが多くない。前回のグランプリでは、アレックス・マルケスとポル・エスパルガロが非常に速かった。オースティンでした同じやり方を続けることができるかどうか、この新しいバイクを理解する必要がある。ここポルティマオで再確認するときだ。最高のことは、期待感を持たずに週末にアプローチし、理解し、バイクを感じ、ウォームアップ走行後に自分たちがどこにいるかを理解しよう。」

オフィシャルウェブでは、第5戦ポルトガルGPのフリー走行1から決勝レース後のプレスカンファレンスまで完全網羅生中継配信。各セッション後には、いつでも、どこでも、観たいときの視聴が可能な見逃し配信のオンデマンドを提供

 

ヨーロッパラウンド開幕!『VideoPass(ビデオパス)』では、第5戦ポルトガルGPの3クラス全セッションを完全網羅の生中継で配信。時差で生中継を見逃しても大丈夫!オンデマンドを利用すれば、いつでも、どこでも、観たいときの視聴が可能