第６戦スペインＧＰの公式予選は３０日、ヘレス・サーキット‐アンヘル・ニエトで行われ、フリー走行総合１番手のフランチェスコ・バグナイアが２年前に記録されたオールタイムラップレコード（１分３６秒５８４）を突破する１分３６秒１７０を叩き出して週末３度目、今季５度目のトップタイムをマーク。昨年１１月の第１７戦アルガルヴェＧＰ以来７戦ぶり今季最初のポールポジションを奪取した。

気温２４度、路面温度４３度のドライコンディションの中、 フリー走行総合２番手のファビオ・クアルタラロは、０.４５３秒差の２番手。プレミアクラス１年目の２０１９年から４年連続５度目のトップグリッドを逃したが、第２戦インドネシアＧＰ以来今季２度目の１列目を確保。

フリー走行総合７番手のアレイシ・エスパルガロは、チームメイトのスリップストリームを利用して０.７６３秒差の３番手に入り、２戦連続３度目の１列目。

フリー走行総合１０番手のジャック・ミラーは０.８７９秒差の４番手。フリー走行総合４番手のマルク・マルケスは０.９７５秒差の５番手。フリー走行総合１２番手のヨハン・ザルコは、開幕戦カタールＧＰ以来今季２度目の公式予選１で１番手、公式予選２で１.０５０秒差の６番手まで挽回して２戦連続の６番グリッド。

中上貴晶がベストクォリファイング
フリー走行総合３番手の中上貴晶は、今季３度目の公式予選２で１.０８４秒差の７番手。今季の予選最高位に進出するとフリー走行総合１１番手のマルコ・ベツェッキは、公式予選１の７ラップ目２コーナーで今季９度目の転倒を喫したが、２番手に進出して２戦連続の公式予選２に進むと１.１１５秒差の８番手。

ジョアン・ミルが痛恨の転倒
フリー走行総合８番手のジョアン・ミルは、７ラップ目の１コーナーで今季４度目の転倒を喫して１.１６０秒差の９番手。フリー走行総合９番手のホルヘ・マルティンは、２ラップ目の１コーナーで今季６度目の転倒を喫して１.３５６秒差の１０番手。フリー走行総合６番手のエネア・バスティアニーニは、６ラップ目の９コーナーで今季５度目の転倒を喫して１１番手。

フリー走行総合５番手のマーベリック・ビニャーレスは、第３戦アルゼンチンＧＰに続き今季２度目の公式予選２で１２番手。

公式予選１
フリー走行総合１７番手のポル・エスパルガロは、今季３度目の公式予選１で３番手。フリー走行総合１３番手のアレックス・リンスは、第４戦アメリカズＧＰから３戦連続の公式予選１で４番手。フリー走行総合１４番手のブラッド・ビンダーは今季３度目の公式予選１で５番手。フリー走行総合１６番手のミゲール・オリベイラは今季４度目の公式予選１は１１番手だった。

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