プレスカンファレンス~「ルマンではパーティーが水曜日から始まるんだ!」

シーズン緒戦を前にマルティン、バグナイア、マルケス兄、クアルタラロ、ザルコ、アコスタが共同記者会見に出席

第5戦フランスGPプレスカンファレンスは9日、ブガッティ・サーキットのプレスカンファレンスルームで開催され、ポイントリーダーのホルヘ・マルティン、総合2位フランチェスコ・バグナイア、総合4位ペドロ・アコスタ、総合6位マルク・マルケス、総合12位ファビオ・クアルタラロ、総合21位ヨハン・ザルコが出席。前戦スペインGPとオフィシャルテストを振り返り、シーズン5戦目の期待と抱負を語った。

ホルヘ・マルティン

「良い感じ。ヘレスでマルク・マルケスペッコ・バグナイアと一緒に表彰台をシェアしたかったけど、それができなかった。レースのある時点までは自信があったけど、転倒してしまった。それが現実。最も重要なことは、スピードを持つということ。そして、どのトラックでも速いから、ここでも同じようなことができるはずだ。自信がある。全てのトラックが異なるけど、いつも速いと感じているから、僕はリラックスしている。幸せ。」

フランチェスコ・バグナイア

「ライダーとしての最も強いところの1つは、前日にタイムを失っても、転んでしまっても、気にしないこと。全てがまとまれば、反撃して、勝利を目指して戦えると分かっているから。昨年は金曜日に多かれ少なかれ、こんな感じで苦労したけど、レースではトップ争いができた。」

「ルマンは僕にとって常に良い週末。好きなトラック。グランドスタンドやサーキットの隅々まで沢山のファンが集まっているところを見るのが好き。唯一残念だったことは、過去2回完走できなかったこと。1回目は自分の責任。2回目は接触によるものだったけど、ポテンシャルは常に高く、上位を争うことができた。」

マルク・マルケス

「ドライコンディションで表彰台を獲得できたのは久しぶり。非常に困難な状況から、どこまで前進できたのかを知ることができ、優勝者と戦い、ペースを掴むことができたのは特別だった。日曜日のレースで速いと感じたのは、本当に久しぶりだったから、本当に良い感じ。これは最初のステップであり、これから幾つかのトラックで問題が生じるけど、昨年の高いレベルにあり、タイトル候補の2人と戦えたのは光栄だった。」

「(ダビデ・タルドッツィは約束通りに新品のツナギを購入した?)もちろん、買ってもらってないけど、彼を良く知っている。レース中にどれほど熱くなっていたかを知っている。アンドレア・ドビツィオーソと戦っているときも、僕たちは良好な関係を築いていて、彼は僕がそこにいるなら、僕がトライすることを知っている。今回はドゥカティの一員として、日曜日に言ったように、最終ラップまで世界王者と戦えて楽しかった。」

ペドロ・アコスタ

「いつも楽しんできたトラック。過去3年間は速かったけど、転んでしまったから、3年ぶりに完走できることを願う。今年2度目のホームグランプリ。ファンに会えて、チーム全員とそれを分かち合えて嬉しい。」

ファビオ・クアルタラロ

「ここルマンに来るのは、いつも特別でユニークなこと。水曜日にパーティーが始まる唯一のサーキットの1つ。ファンがエンジンを吹かしているのが聞こえる。テストで使用した幾つかのことを試すつもり。大きな違いはないけど、テストで使用した幾つかのアイテムがあり、それらに期待することは難しい。」

「新しいシャーシがある。スイングアームも使用する予定だったけど、今週末の後でテストが予定されているので、ここでは試さない。」

ヨハン・ザルコ

「挑戦が厳しくなると覚悟していたから、ナイスな経験。瞬間的にイライラしてしまうけど、後になって、仕事が終わり、ベストを尽くしたと理解する。昨日と今日、これほど多くのサポートがあるとは予想していなかったから、今週末の後押しになることを願う。」

「現実的な目標は10位前後。幾つかのポイントを稼ぐことであり、それは良い結果になるだろう。喜んで達成したい。それは僕のチームとホンダにとって、新たな力となるだろう。ヘレスでテストを実行したことで、ものごとが機能しているかどうかを確認することができ、現時点で試すことは何もないから、現時点で持っているものを最大限に活用することをシンプルに維持するつもり。」