国際モーターサイクリズム連盟は4日、グランプリコミッションが同日に協議したプレミアクラスのリアタイヤのアロケーションに関して、次の決定を下したことを発表。
2023年シーズンから、リアのスリックタイヤの割り当てに関して、ライダーが現状と同じ本数のタイヤ(イベント毎に12本)を使用することを続けるが、ミシュランによって製造及び輸送される使用されていないタイヤの本数を減らすために、オプションの数を減らすように変更される。
現在、ミシュランは全てのレースにおいて、3つのリアスリックタイヤを提供しており、ライダーは最大6本のソフト仕様、4本のミディアム仕様、3本のハード仕様から12本のリアタイヤの使用が可能。
将来の割り当てを目的に、タイヤ本数を決定する上で、全てのチームを対象に調査が実施され、圧倒的に次のオプションが支持された。
2023年以降、各イベントで2つのリアスリック仕様のみとなる。全てのライダーは同じ割り当てになり、7本はソフトオプション、5本はハードオプションになる。ミシュランは、各イベントにソフトとミディアム、ミディアムとハード、またはソフトとハードのどの仕様を各イベントに投入するのかを決定する。
従って、グランプリコミッションは、2023年シーズンから、ライダーごとに、各イベントにリアスリックタイヤの割り当てが、ソフト7+ミディアム5、ミディアム7+ハード5、またはソフト7+ハード5なることを確認した。
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