ウイズユー・ヤマハ・RNFのアンドレア・ドビツィオーソは4日、ホームレースとなる第14戦サンマリノ&リビエラ・ディ・リミニGPを最後に現役から引退することを発表した後、後半戦の緒戦、第12戦イギリスGPの開催地、シルバーストンのパドックに設置されたホスピタリティで報道陣向けに会見を開き、心境を告白。リラックスしていることを明かした。
「最初に、ヤマハとチームに感謝したい。彼らは素晴らしいサポートをしてくれ、僕を理解してくれた。これは非常に重要なことであり、僕の状況に関して、リラックスして話すことができた。彼らとの良好な関係を幸せに思い、彼らと一緒に、この難しい決断を下すことができた。現役生活20年後、この種の決断を下すことは難しいけど、僕は大丈夫。リラックスしている。この決断を下すときだった。ライダーとして、望む場所にいることができず、ものごとを考え、その時期だと気づき、決断を下した。」
「レースに集中するだけでなく、これらのことについて考えすぎてしまうことは、あまりナイスなことではない。あまり戦闘力がないと感じるとき、それらについて考えすぎてしまうから、この決断を下す気持ちがあり、その気持ちを抱えながらミサノのことを考え始めた。友人たちとファンの大きな笑顔と共に終えることに相応しいレース、ファイナルレース、最後のホームレースだと思う。」
「何もチェックせず、何も見つけようとしなかったから、現時点で卓上には大きなことはない。ある場所に20年間過ごした後で、他のことをする、違う生活をすることは、多少の時間が必要となるけど、それは普通のことだと思う。確かに全てがスポーツの周辺にあり、僕はそれほど若くはないけど、この瞬間を生き、身体を使うには十分に若いと感じている。モトクロスなどのレースに参加することになるだろ。ここ数年、良い形でその状況を楽しんでいる。それに、10年以上も前から家で何かを作るということに夢を抱いている。」
「まだ終わっていないけど、引退が近づいている。僕はとても幸せ。引退するまでまだ少しあるから、あまり話したくないけど、1つのプロジェクトに集中している。それに取り組むことができれば、とても良いと思う。この世界で多くの経験を積んだから、全ての扉が開いている。過去に、ここで何かして欲しいというリクエストが幾つかあったけど、現時点では、家でやりたいことをする時間が少し必要だと思う。どうなるか見てみよう。」
チャンピオンシップ最年長36歳のアンドレア・ドビツィオーソは、通算34346戦目となるホームレース、第14戦サンマリノ&リビエラ・ディ・リミニGPを最後に現役から引退する。
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— WithU Yamaha RNF MotoGP Team (@rnfracingteam) August 4, 2022