ドゥカティ、来季は4機の23年型を準備

ドゥカティ・チームとプラマック・レーシングに23年型、VR46・レーシング・チームとグレシーニ・レーシングに22年型を供給

ドゥカティ・レノボ・チームのチームマネージャー、ダビデ・タルドッツィは、第15戦アラゴンGPフリー走行2のセッション中に国際中継のインタビューに応え、来季2023年シーズンに2023年型を4台、2022年型を4台準備することを明かした。

「『VR46(ムーニー・VR46・レーシング・チーム)』と『Gresini(グレシーニ・レーシング)』は2022年仕様となり、『Pramac(プリマ・プラマック・レーシング)』だけが我々のバイク、ファクトリーバイクとなります。」

「2つのサテライトチームは、多くのデータを所有する熟知したバイクに集中させ、若いライダーたちがより多くのデータを使用して、より良い手段で成長できるようにした方が良いと考えたからです。」

4チーム8人体制のドゥカティ・コルセは、フランチェスコ・バグナイアとジャック・ミラー、ヨハン・ザルコとホルヘ・マルティン、ルカ・マリーニに2022年型、エネア・バスティアニーニ、ファビオ・ディ・ジャンアントニオ、マルコ・ベツェッキに2021年型を供給。

来季は、直接契約を締結した4人、フランチェスコ・バグナイアとエネア・バスティアニーニ、ヨハン・ザルコとホルヘ・マルティンに2023年型を準備。チームと契約を結んだルカ・マリーニとマルコ・ベツェッキ、ファビオ・ディ・ジャンアントニオとアレックス・マルケスには、第14戦サンマリノ&リビエラ・ディ・リミニGPまでに6勝を含む17度の表彰台を獲得した2022年型を供給。

総合12位のルカ・マリーニは、2022年型を継続。総合14位のマルコ・ベツェッキと総合20位のファビオ・ディ・ジャンアントニオは、2021年型から2022年型に乗り換える。

ライダー育成とバイク開発において、重要な存在であるプリマ・プラマック・レーシングは、来季チームマネージャーが交代。「ジノ・ボルソイが就任するのは本当のことです。(チームプリンシパルである)パウロ・カンピノティは大変良い選択をしたと思います。ジノは大変有能で、経験豊富なチームマネージャーです」と、ドゥカティファミリー入りを歓迎。

レジェンド、ホルヘ・マルティネス・アスパルの右腕として、アスパル・チームでスポーティングディレクターを担当するジノ・ボルソイは、今季KTMに移籍したフランチェスコ・グイドッティの後釜に指名されたクラウディオ・カラブレシの後任に就任する。

Prima Pramac Racing unveil 2022

 

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