『Red Bull Rookies Cup』~最終戦決着へ

ホセ・アントニオ・ルエダ(スペイン)対コリン・ベイヤー(オランダ)の一騎打ち

Red Bull MotoGP™ Rookies Cup(レッドブル・ルーキーズ・カップ)』は週末、モーターランド・アラゴンで第6戦アラゴン大会を開催。決勝レース1は総合9位リコ・サルメラ(14歳/フィンランド)が8人の優勝争いに競り買って初優勝を挙げ、決勝レース2では総合2位コリン・ベイヤー(17歳/オランダ)が今季3勝目を挙げたことから、タイトル争いは次戦、最終戦バレンシア大会に持ち越されることになった。

Finetwork FIM JuniorGP™ World Championship(ジュニアGP™)』でタイトルを獲得したポイントリーダーのホセ・アントニオ・ルエダ(16歳/スペイン)は、2位と9位。30ポイントを稼いだが、コリン・ベイヤーが38ポイントを加算したことから、2人のギャップが11ポイント差に接近した。

来月29日に17歳の誕生日を迎えるホセ・アントニオ・ルエダは、『ジュニアGP™』でチャンピオンとなったことから、来季『Moto3™』に昇格する権利を得ているが、史上初となるダブルチャンピオンを目指す。来年2月19日に18歳となるコリン・ベイヤーは、もしチャンピオンにならなくても、最低年齢制限の対象外となることから昇格の機会が与えられる。

総合3位マッキシモ・キレス(14歳/スペイン)、総合4位アンヘル・ピケラス(15歳/スペイン)、総合5位タチャコーン・ブアジー(21歳/タイ)は逆転の可能性を失った。

次戦バレンシア大会は、『MotoGP™世界選手権』の最終戦バレンシアGPと併催。サーキット・リカルド・トルモで11月4日にフリー走行と公式予選、5日に決勝レース1、6日に決勝レース2を開催する。

 

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