ドゥカティ・レノボ・チームがチーム部門制す

フランチェスコ・バグナイア&ジャック・ミラー体制で2年連続3度目のタイトル獲得

ドゥカティ・レノボ・チームは、第19戦マレーシアGPの決勝レースでフランチェスコ・バグナイアが優勝、ジャック・ミラーが6位に進出。35ポイントを加算し、最終戦バレンシアGPを残し、参戦を開始した2003年以降2年連続3度目となるチーム部門のタイトルを獲得した。

ドゥカティのファクトリーチームが最初にタイトルを獲得したのは、参戦5年目の2007年。ライダー部門で総合1位を獲得したケーシー・ストーナーと総合7位に進出したロリス・カピロッシのコンビで全18戦中11勝を含む18度の表彰台を獲得。

2021年にジャック・ミラー&フランチェスコ・バグナイアの体制を結成すると、6勝を含む14度の表彰台を獲得して14年ぶりのタイトルを獲得。今季は8勝を含む17度の表彰台を獲得し2年連続のタイトル獲得に成功した。

『MotoGP™』が始まった2002年に、ライダー部門とコンストラクター部門に加え、新たなタイトルとなるチーム部門が設立。最多タイトル獲得は10度のホンダのファクトリーチーム。

最多ポイントを獲得したのは、2015年のモビスター・ヤマハ。ヤマハのファクトリーチームは、総合1位ホルヘ・ロレンソと総合2位バレンティーノ・ロッシが全18戦で11勝、表彰台獲得可能数54のうち27度目の表彰台を獲得して655ポイントに到達し1戦平均36.3ポイントを記録した。

ドゥカティは、第15戦アラゴンGPでコンストラクター部門のタイトルを獲得。最終戦バレンシアGPで総合1位に進出するフランチェスコ・バグナイアがチャンピオンとなれば、2007年以来2度目のトリプルクラウンを達成。

過去、三冠を達成したのは、ホンダ(9回:2002、2003、2006、2011、2013、2014、2017、2018、2019)、ヤマハ(5回:2005、2008、2009、2010、2015)、ドゥカティの3メーカー。

チーム部門タイトルリスト
2022: ドゥカティ・レノボ・チーム(447ポイント/19戦)
2021: ドゥカティ・レノボ・チーム(433ポイント/18戦)
2020: チーム・スズキ・エクスター(310ポイント/14戦)
2019: レプソル・ホンダ・チーム(458ポイント/19戦)
2018: レプソル・ホンダ・チーム(375ポイント/18戦)
2017: レプソル・ホンダ・チーム(508ポイント/18戦)
2016: モビスター・ヤマハ(482ポイント/18戦)
2015: モビスター・ヤマハ(655ポイント/18戦)
2014: レプソル・ホンダ・チーム(608ポイント/18戦)
2013: レプソル・ホンダ・チーム(634ポイント/18戦)
2012: レプソル・ホンダ・チーム(603ポイント/18戦)
2011: レプソル・ホンダ・チーム(528ポイント/17戦)
2010: フィアット・ヤマハ(617ポイント/18戦)
2009: フィアット・ヤマハ(567ポイント/17戦)
2008: フィアット・ヤマハ(563ポイント/18戦)
2007: ドゥカティ・マールボロ・チーム(533ポイント/18戦)
2006: レプソル・ホンダ・チーム(467ポイント/17戦)
2005: ゴロワーズ・ヤマハ・チーム(546ポイント/17戦)
2004: ゴロワーズ・フォルトゥナ・ヤマハ(421ポイント/16戦)
2003: レプソル・ホンダ(487ポイント/16戦)
2002: レプソル・ホンダ(564ポイント/16戦)

Francesco Bagnaia, Jack Miller, Ducati Lenovo Team, SHARK Grand Prix de France

 

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