8年連続17年目の参戦となった2022年シーズンに初優勝を含む9度の表彰台を獲得してファクトリー部門の最高位となる総合3位を獲得したアプリリアは、更なる飛躍を目指し、サーキット・リカルド・トルモで開催されたオフィシャルテストに参加した後、革新的な空力の解決策を追求するために、ファクトリーチームのアプリリア・レーシングに所属するアレイシ・エスパルガロとマーベリック・ビニャーレスがドイツ・ケルンに位置するトヨタ自動車の子会社トヨタ・ガズー・レーシング・ヨーロッパを訪問し空洞試験を実施した。
サテライトチームのクリプトデータ・RNF・チームに所属するミゲール・オリベイラとラウール・フェルナンデェスもオフィシャルテストでKTM機から乗り換えた後、アプリリア機の空力学的な適合とライディングポジションの改善を目的に空洞試験を体験。
一方で、テストチームは15日から2日間、ヘレス・サーキット-アンヘル・ニエトでプライベートテストを実施。テストライダーのロレンソォ・サバドーリは、天候に恵まれなかったが、電子制御を中心としてプログラムに取り組んで134ラップを周回。
アプリリアのエンジニアたちは、空洞試験とトラックテストで収集したデータを分析し、レース部門は、2月10日から12日にセパン・インターナショナル・サーキットで開催されるオフィシャルテストで、2023年型の『RS-GP』をアレイシ・エスパルガロとマーベリック・ビニャーレスに供給するために最終的な決定を下す。
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