2017年からプレミアクラスに参戦するKTMのファクトリーチーム、レッドブル・KTM・ファクトリー・レーシングは26日、参戦7年目に向けてチーム体制を発表。4年連続起用のブラッド・ビンダーと新加入のジャック・ミラーがオレンジとダークブルーを基調とした2023年型KTM『RC16』のカラーリングを初公開した。
ブラッド・ビンダー
「既に長いオフシーズンだと感じていたから、トラックに戻って再びスタートできることに興奮している。プレミアクラス4年目。2023年は何かを実際に成し遂げるための最高のチャンスになると思う。出発の準備が整った。セパンに言って、最初の数日間に何をもたらすかを見てみよう。」
ジャック・ミラー
「良い感じ!KTMファミリーに再び加わることで、全てがかなり『リアル』に感じ始めている。僕はこの瞬間を、かなり長い間考えてきた。ようやく、2023年のカラーを目の当たりにすることができ、ツナギを着て、これから始まるシーズンに向けて全ての準備が整った。KTMに戻って来て、みんなに追いついているのは素晴らしい。マレーシアでのアクションに移る前のちょっとした特別なテイストだ。」
ピット・バイラ-(KTMモータースポーツディレクター)
「我々は7シーズン目を迎えますが、プロジェクトをこのレベルまで構築し、勝利と表彰台を獲得するという点では、過去6年間は素晴らしかったと感じます。それはクレイジーな旅であり、我々は大変楽しみましたが、もはや『そこにいる』だけでは十分ではありません。我々は組織化された優れたチームであり、結果が必要です。我々が乗船する2人には大変自信があります。ブラッドとジャックは、どちらも違うように思われますが、結局のところ、どちらも似ています。彼らは非常に賢明にプッシュしており、それはまさに我々が必要としているものです。」
「いつものように、我々はファクトリーの全てのエンジニア、優れたテストチーム、信頼できるスポンサーなど、我々の背後にいる人たちとパートナーからの多大な努力を伴う、長く、そして非常に異なるレーシングシーズンに突入します。2023年はこれまで以上に良くするために、我々は大きな努力を尽くしてきました。」
フランチェスコ・グイドッティ(チームマネージャー)
「昨年チーム部門で総合2位に進出。そこが将来に向けた出発点になります。チームが上手く機能し、雰囲気が素晴らしいことを意味します。これは重要なことです。今年は21戦が開催され、競争力を待ち、毎戦トップ5に進出することが重要となります。それに、スプリントレースが実施されます。我々はファクトリーチームであり、我々が設定できる唯一の目標はタイトルです。言うは易く行うは難し!しかし、これが主要な目標です。」
「全てが効率的でなければいけません。様々な条件に対して、適切なセッティングを調整する時間が少なくなった今はなおさらです。実行しなければいけない基本的なことで、日々の課題に立ち向かうために、緊密に連携し、効率的なチームを結成します。我々のライダーであるジャックとブラッドは特別なコンビであり、2人の特別な個性により、チームは非常に強力になるでしょう。」
プレミアクラス7年目を迎えるKTM・ファクトリー・レーシングは、総合5位を獲得した28歳のオーストラリア人ライダー、ジャック・ミラーと総合6位に進出した27歳の南アフリカ人ライダー、ブラッド・ビンダーと共に2月10日から3日間、セパン・インターナショナル・サーキットで開催されるオフィシャルテストに参加。テストチームは、2月5日から3日間、同地でシェイクダウンテストを予定している。