オフィシャルテスト~レギュラーライダーたちがセパンに集結

2月10日から3日間、11時00分からライブタイミング、18時30分からアフター・ザ・フラッグを配信

プレミアクラスは、2月5日から3日間、11月に開催予定の第19戦マレーシアGPの開催地セパン・インターナショナル・サーキットでシェイクダウンテストを実施。5メーカーのテストライダーたちとルーキーライダーのアウグスト・フェルナンデェスがテストプログラムを進めれば、2月10日から3日間、11チームに所属する22人のレギュラーライダーたちが6週間後に迫った開幕戦ポルトガルGPに向けて、今年最初、プレシーズンで昨年の11月以来2度目のオフィシャルテストに参加する。

ドゥカティ
2007年以来2度目のトリプルクラウンを達成したドゥカティは、チャンピオンを証明するゼッケンナンバー1を選択したフランチェスコ・バグナイア、総合3位エネア・バスティアニーニ、総合8位ヨハン・ザルコ、総合9位ホルヘ・マルティンにテストライダーのミケーレ・ピロがシェイクダウンテストで最速時計を記録した2023年型の『DesmosediciGP23』を供給。

総合12位ルカ・マリーニ、総合14位マルコ・ベツェッキ、総合17位アレックス・マルケス、総合20位ファビオ・ディ・ジャンアントニオはチャンピオンマシンの『DesmosediciGP22』を使用。11月8日にサーキット・リカルド・トルモで開催されたオフィシャルテストでは、2年連続して『DesmosediciGP22』を走らせるルカ・マリーニが1番手、『DesmosediciGP21』から『DesmosediciGP22』に乗り換えたマルコ・ベツェッキとファビオ・ディ・ジャンアントニオが3番手と6番手に進出。昨年エネア・バスティアニーニが旧型に乗ってテストから好走を見せ、スタートダッシュを決めたことから、ホンダ機からドゥカティ機に乗り換えて好感触を得ていたアレックス・マルケスと共に注目が集まる。

ヤマハ
トップスピードの改善を目標に開発作業に進めてきたヤマハは、シェイクダウンテストでテストライダーのカル・クラッチローが非公式ながら時速335キロメートルを記録。1年前のオフィシャルテストで記録した時速327.2キロメートル、10月のグランプリで記録した時速332.3キロメートルを上回り、明るい兆候を見せた。

2023年はファクトリーチームの1チーム体制となるが、タイトル奪回を目指す総合2位ファビオ・クアルタラロ、不振からの脱出を図る総合19位フランコ・モルビデリが新車の戦闘力を確認し、カル・クラッチロー、中須賀克行と共にテストプログラムを継続。ファビオ・クアルタラロは昨年12月に骨折した左手の回復具合を確認する。

アプリリア
コンストラクター部門とチーム部門で過去最高位となる総合3位を獲得したアプリリアは、初めてサテライトチームを起用することから、シェイクダウンテストでは、テストライダーのロレンソォ・サバドーリが10台の『RS-GP』に乗り込み、動作確認と挙動確認。2日目からはエアロパッケージを中心としたテストプログラムを実行した。

シーズンを通じて何度も主役に躍り出た総合4位アレイシ・エスパルガロと総合11位マーベリック・ビニャーレスが中心となり、テストプログラムに取り組むが、注目が集まるのは、RNFチームに所属する2人。ミゲール・オリベイラは11月のオフィシャルテストで4番手に進出。2番手と5番手に位置したファクトリーチームの両雄に匹敵するタイムを計測し、KTM機からスムーズな乗り換えを見せ、順応性の高さを証明すれば、タレントとポテンシャルの高さが評価されるラウール・フェルナンデェスは2年目の飛躍を目指す。

KTM
テストチームだけでなく、複数のエンジニアたちを新たに加えて陣営を強化したKTMでは、新加入のジャック・ミラーと復帰のポル・エスパルガロに注目。新鮮な風を吹き込むだけでなく、知識と経験を持ち込み、『RC16』の戦闘力向上、そして、初のタイトル争いに向けてテストを開始する。

ホンダ
トリプルクラウンの奪回を目標に設定したHRCは、ここ数年で最も強力なラインアップを揃えただけでなく、技術面もテコ入れ。1月にはどのメーカーよりも早く、プライベートテストを実施して、セパンに乗り込んできた。

3年前にタイトルを獲得したジョアン・ミル、終盤3戦で2勝を挙げたアレックス・リンスが加わり、最終戦後の手術を受けた中上貴晶は昨年9月の第15戦アラゴンGPで負った右手の怪我から完治。

中上貴晶はクラウス・ノーレス、ジョアン・ミルはジャコモ・グイドッティとの二人三脚を始める。

そして、最も明るい話題は、マルク・マルケス。この冬は、2017年から2018年の冬以来5年ぶりに本格的なフィジカルトレーニングを実行することができ、特に4度の手術を受けた右上腕の回復、強化に専念。テスト初日に回復具合を確認する。

アフター・ザ・フラッグ
走行時間は、現地時間10時00分から18時00分、日本時間11時00分から19時00分(マレーシアと日本の時差は1時間)。各セッション終了後には、15分間のスタート練習の時間が設定されている。

オフィシャルウェブでは、国際中継の実況班による『After The Flag(アフター・ザ・フラッグ)』を連日生中継配信。現地時間17時30分、日本時間18時30分から独占映像、インタビュー、テスト分析を提供。

さらに、ライブタイミングハイライトインタビューフォトギャラリーを配信。

 

テスト動画独占提供!『VideoPass Preseason(ビデオパス・プレシーズン)』~プレシーズン期間中に開催されるオフィシャルテスト映像と2022年最終戦までのアーカイブビデオを提供