アプリリア、頂点を目指してチーム発表

驚きから確信へ。プロジェクトを進化させ、戦闘力を高め、夢の実現を目指す

アプリリアのファクトリーチーム、アプリリア・レーシングは、今年2度目のオフィシャルテスト前日となった3月10日に開催地のポルティマオ・サーキットで2015年に復帰してから9年目となる2023年シーズンに向けてチーム発表会を開催。

過去最高の結果を収めた昨シーズンの成績により、初めて優遇措置であるコンセッションの対象外となり、他のメーカーと同等の条件で参戦を開始する前に、起用7年目となるアレイシ・エスパルガロと2021年9月から起用するマーベリック・ビニャーレスがブラックを基調とした2023年型『RS-GP』のカラーリングを披露した。

アレイシ・エスパルガロ
「企業にとって結果が如何に重要であるかを知っているから、これほど長くアプリリアに所属することで、プレッシャーがかかっている。同時に成熟していること、一緒に仕事をしてくれる人々を良く知っているという事実は、安らぎを与えてくれる。」

「2023年は多くの未知数と共に始まる。土曜日にスプリントが開催される新しい週末のフォーマットは、僕たちライダーに多くの準備が要求されるけど、現段階で、この変更が実際にどのように影響をもたらすのか正確に評価できない。最善を尽くして準備に取り組んできた。今年も楽しめる自信がある。」

マーベリック・ビニャーレス
「昨年はアプリリアとチームについて多くのことを学び、自分自身についても学んだ。新しいシーズンでは、この学習期間で学んだことを全て実戦で試すことができるだろう。乗って直ぐに新しいバイクが気に入った。スロットルの素早いマネジメントなど、僕のライディングスタイルの基本である部分が改善されている。」

「それに、週末の新しいフォーマットが気に入っている。ファンにとってもチームにとっても興味深いものになるだろう。スプリントを使用して、日曜日のレースに備える機会となる。シーズンスタートが待ち切れない。休暇はリフレッシュとなったけど、今は早くトラックに戻りたい。」

マッシモ・リボラ(アプリリア・レーシング最高経営責任者)
「我々の成長は否定できず、如何に急速に改善したかということで、偶然ではありませんでした。我々はあらゆる観点から良い企業であることから、この傾向が続くと期待しています。我々の課題は、サテライトチームを起用することで、責任がさらに大きくなり、より多くの情報を利用できるようになる一方で、我々の組織的及び分析的能力の重要なテストベンチにもなります。」

「ウインターブレイク中は、実際に最も労働集約的な時期でしたが、最初のテストと同様にポジティブでした。しかし、ライバルに対する自分たちのレベルを評価できるのはレースだけです。我々はより多くのプレッシャーにさらされ、チームとライダーにとって新たな挑戦を意味する新しい週末のフォーマットに直面しますが、十分な準備ができており、非常に高いモチベーションでシーズンをスタートできると信じています。目標?昨年よりも上手くやることです。」

発表会では、テストライダーのロレンソォ・サバドーリが3度のワイルドカードを計画していることも発表された。

Aprilia Racing Launch 2023

 

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