スプリント:フランチェスコ・バグナイアが貫禄の優勝

アレックス・リンスとホルヘ・マルティンがトップ3、ファビオ・クアルタラロ痛恨の転倒

第3戦アメリカズGPの『TISSOT Sprint(ティソ・スプリント)』(周回数10ラップ)は15日、サーキット・オブ・ジ・アメリカで行われ、ポールポジションのフランチェスコ・バグナイアが2分03秒前半のリズムを刻んで開幕戦ポルトガルGPに続いて、2度目の勝利を挙げた。

アレックス・リンス2位

気温30度、路面温度が午前フリー走行の24度から45度まで上昇したドライコンディションの中、全車がフロントにハードタイヤ、リアにソフトタイヤを選択。2番グリッドのアレックス・リンスは2.545秒差の2位。ホンダに移籍してからのベストリザルトを獲得すれば、13番グリッドのジョアン・ミルは14.988秒差の12位。17番グリッドの中上貴晶は15.592秒差の13位。

ホルヘ・マルティン2度目のトップ3

12番グリッドのホルヘ・マルティンは1ラップ目6番手、3ラップ目4番手、7ラップ目には3番手に浮上して4.706秒差の3位。開幕戦以来2度目のトップ3入りを果たせば、5番グリッドのマルコ・ベツェッキは、1ラップ目に11番手まで後退したが8.877秒差の6位まで挽回。

3番グリッドのルカ・マリーニは、1ラップ目に14番手まで後退したが9.453秒差の7位。9番グリッドのヨハン・ザルコは14.251秒差の11位。16番グリッドのファビオ・ディ・ジャンアントニオは17位。

アプリリア2台がポイント圏内

6番グリッドのアレイシ・エスパルガロは5.052秒差の4位。15番グリッドのミゲール・オリベイラは10.768秒差の8位。8番グリッドのマーベリック・ビニャーレスは12.739秒差の10位。19番グリッドのラウール・フェルナンデェスは15位。

KTMも2台がポイント圏内

11番グリッドのブラッド・ビンダーは8.175秒差の5位。10番グリッドのジャック・ミラーは12.448秒差の9位。20番グリッドのアウグスト・フェルナンデェスは16位。

ヤマハはポイント圏外

14番グリッドのフランコ・モルビデリは16.534秒差の14位。7番グリッドのファビオ・クアルタラロは、6番手走行中の6ラップ目1コーナーで今季初転倒。21番手でレースに復帰して27.169秒差の19位。2台が揃ってポイント圏外だったのは、開幕戦以来2度目。

21番グリッドのステファン・ブラドルは18位。22番グリッドのジョナス・フォルガーは20位。2人のテストライダーが完走すれば、18番グリッドのミケーレ・ピロは6ラップ目の1コーナーで転倒。4番グリッドのアレックス・マルケスは、5番手走行中の7ラップ目13コーナーで週末2度目、今季3度目の転倒リタイアを喫した。

チャンピオンシップ

ポイントリーダーのマルコ・ベツェッキは4ポイントを加算したが、総合2位フランチェスコ・バグナイアは12ポイントを稼ぎ、1ポイント差に接近。総合3位ヨハン・ザルコは15ポイント差から19ポイント差に引き離された。

RESULTS

 

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