ミゲール・オリベイラ、ルマン欠場

クリプトデータ・ＲＮＦ・チームは４日、第４戦スペインＧＰの決勝レースでスタート直後の２コーナーで接触転倒した際に左肩を負傷したミゲール・オリベイラが来週末にルマンのブガッティ・サーキットで開催される第５戦フランスＧＰに欠場すると発表した。

トラックサイドからメディカルセンターに搬送され、転倒した際に脱臼した左肩を元の位置に戻した後、ヘレス・サーキット－アンヘル・ニエト近郊の病院に搬送され、精密検査を受けた結果、左肩の上腕骨に小さな骨折があることが判明。

さらに検査を進めた結果、関節唇損傷も判明。医師団と相談した結果、手術をしないことを決断。治療に専念することになり、次戦を欠場することになった。

第４戦スペインＧＰ後のオフィシャルテストは、提携先のアプリリアと協議した結果、テストライダーのロレンソォ・サバドーリを緊急招集。来週末のシーズン５戦目もサバドーリを起用する。

アプリリアに移籍して、サテライトチームに所属する２８歳のポルトガル人ライダーは、ホームグランプリとなった開幕戦ポルトガルＧＰの『TISSOT Sprint（ティソ・スプリント）』で４番グリッドから優勝、表彰台争いを繰り広げて７位に進出したが、翌日の決勝レースで他車との接触が原因で脚を外側に動かす右脚の外旋筋の腱を損傷したことから第２戦アルゼンチンＧＰを欠場していた。