マルク・マルケスがルマンで復帰

3つの医療チームから許可が下り、木曜日に出走に必要なメディカルチェックを受ける

レプソル・ホンダ・チームは10日、開幕戦ポルトガルGPの決勝レースで右手の第1中手骨を骨折したマルク・マルケスが今週末にルマンのブガッティ・サーキットで開催される第5戦フランスGPに復帰すると発表した。

43日前に手術を受けたスペインの首都マドリード市内の病院で検査を受け、回復具合を確認。前回の検査同様に、3つの異なる医療チームと相談した結果、骨折した骨の治癒に満足感を示したことから、2014年、2018年、2019年に優勝、昨年10番グリッドから6位でチェッカーフラッグを受けたサーキットで、7週間ぶりにホンダ機『RC213V』を駆けることになった。

マルク・マルケス

「レプソル・ホンダ・チームに戻ること、もう一度、僕のバイクを走らせることがとても嬉しい。最初に、ここ数週間、専門性と助言を与えてくれた医療チームに感謝したい。当然、ライダーとして、できるだけ早く復帰したいと常に思うけど、今回のような怪我の場合、それを治すことが非常に重要だった。」

「僕はここにいる。走ることに集中している。怪我は完治しているから心配する必要はない。フランスGPがどうなるか見てみよう。最も重要なことは、最善を尽くすこと。」

イグナシオ・ロジェル・デ・オニャ医師

「昨日、第1中手骨基部の骨折の治療を受けている患者マルク・マルケスの事後診察があり、彼の臨床状況を評価し、レントゲン写真とスキャンを再検討した結果、骨折の治癒における顕著な回復が確認され、診断結果に基づいて、この症例の経過観察している3つの医療チームは、患者が今週末に出走するのに適していると判断しました。」

 

『いつでも、どこでも、観たいとき』に動画の視聴が可能な『ビデオパス&タイミングパス』なら、2023年シーズン全20戦を完全網羅の生中継配信