レッドブル・KTM・ファクトリー・レーシングのジャック・ミラーは、チャンピオンシップに参戦する目的で、2010年にオーストラリアから活動の拠点をドイツに移し、ドイツ選手権とスペイン選手権に参戦。
2011年7月にザクセンリンクで開催された第9戦ドイツGPにワイルドカードとして初参戦した経緯があり、先週末はデビュー戦を果たした思い出の舞台に戻って来ると、1列目3番グリッドからティソ・スプリントで3位、決勝レースでは6位に進出。
ドゥカティ勢に対して、孤軍奮闘の走りで対抗した後、独自の視点からプレミアクラスの現状を評価。不平不満を言うライダーたちに対して苦言を呈した。
「ドゥカティは現在好調であり、それを疑う人はいないけど、常にそうだったわけではない。僕たちは彼らを捕まえよう。」
「自分たちのバイクについて文句を言わないのは、僕たちだけ。実際、抱えている問題を解決するために何かをしようと取り組んでいる。修正しようとトライしている。他の人は、癇癪を起して、自分のバイクはxxxだと繰り返すだけ。とてもシンプル。」
「なぜダメなのか?なぜなら、それは彼ら自身の行為だから。自分のエンジニアたちを加入させるために、多くのエンジニアたちを追い出した。そこにいるのは彼らの仲間であり、そして今、滅茶苦茶になって、周回を重ねることさえできない。従って、それは彼ら自身の責任であり、誰もが自分のバイクについて文句を言いたがるけど、誰もそれについて何もしたくない。口を閉じて、やるべきことをやろう。お金が支払われるのは、バイクに乗ることに対してであり、文句を言うためではない」とライバルたちのことを考えて指摘。
今週末は7年前の2016年にプレミアクラス初優勝を挙げ、昨年6番グリッドから6位に進出したTT・サーキット・アッセンで再び古巣に挑戦する。