「コンセッションシステムの更新を検討」

優遇措置のコンセッション制度、来季のグリッド数、今季導入された週末のフォーマットに言及

チャンピオンシップの全戦に特派員を派遣するスペイン・カタルーニャの公共ラジオ局『Catalunya Radio(カタルーニャ・ラジオ)』は、ドルナスポーツのチーフスポーティングオフィサーを務めるカルロス・エスペレータを招待。現状の話題に関するインタビューを公開した。

コンセッションによる優遇措置

「我々はホンダだけでなく、もう1つの日本メーカーであるヤマハに対しても、より迅速な手段で競争力を取り戻せるように支援に取り組んでいます。」

「ホンダとヤマハは、過去のコンセッション規制において多大なる配慮を払い、そのことで、ドゥカティは競争力を持ち、スズキも非常に早く競争力を持つようになり、KTMとアプリリアもチャンピオンシップに参入してから競争力を持つようになるためには(コンセッションが)不可欠でした。(日本のメーカー以外の)他のメーカーも理解してくれるでしょう。ドルナとして公式的な見解は、コンセッションのシステムを更新する必要があるということです。」

プレミアクラスのグリッド数

「来年、グリッドに22台以上が並ぶことは予定していません。実際、我々にとって理想的なグリッド数は20台です。私が理解しているところでは、ペドロ・アコスタがプレミアクラスに昇格したいと考え、彼と彼のチーム、彼のメーカーとの間で幾つかの話し合いが進められます。」

「マルク・マルケスは契約が1年残っていると思います。いかなるライダーであれ、あのような状況に陥っているのを見ることは心配です。それが、マルクであればなおさらです。外側から見れば、彼のレベルが下がっていないことは明らかです。ポルトガルでのアクシデントにより、不運なシーズンスタートとなりましたが、個人的なパフォーマンスにおける絶対的な競争力とあらゆる意欲を備えています。彼がまだいつものレベルを維持していると信じています。」

新たに導入された週末のフォーマット

「今シーズンは、ここまでのところ成功を収めており、テレビ視聴率にも反映されています。新しいフォーマットは機能しています。土曜日は非常にエキサイティングで、我々は気に入っています。改善すべきところは常にありますが、我々は大変満足しています。2024年に新たなフォーマットを導入することについては、全会一致が得られています。」

 

『いつでも、どこでも、観たいとき』に動画の視聴が可能な『ビデオパス&タイミングパス』を40%割引で提供中。残り12戦を完全網羅の生中継配信