『MotoE™』~マッティア・カサデイ今季初優勝で総合3位浮上

元スーパースポーツ世界選手権王者ランディ・クルメンナッハが初優勝、大久保光は12位と8位

FIM Enel MotoE™ World Championship(MotoE™世界選手権)』の第5戦イギリス大会のレース1とレース2は5日、シルバーストンで行われ、ランディ・クルメンナッハマッティア・カサデイが優勝を挙げた。

レース1

気温13度、路面温度16度のウェットコンディションの中、6番グリッドのランディ・クルメンナッハが出走9レース目で初優勝。4番グリッドのケビン・マンフレディは0.142秒差の2位に入り、2度目の自己最高位を獲得。ポールポジションのエリック・グラナドは1.089秒差の3位表彰台。

3番グリッドのエクトル・ガルソは4位。9番グリッドのジョルディ・トーレスは5位。8番グリッドのマッテオ・フェラーリは 、公式予選2で黄旗が提示されている区間で転倒したことからロングラップペナルティが科せられ、3ラップ目に9番手から12番手に後退したが8位まで挽回。

16番グリッドの大久保光は17.361秒差の12位。7番グリッドのニコラス・スピネッリは3番手に浮上した直後のラストラップに転倒。

レース2

気温13度、路面温度17度のレインコンディションの中、2番グリッドのマッティア・カサデイは昨年9月の最終戦サンマリノ&リビエラ・ディ・リミニ大会以来今季初優勝。ポールポジションのエリック・グラナドは1.108秒差の2位に入り、連続表彰台を獲得。

7番グリッドのニコラス・スピネッリは6.776秒差の3位に入り、初めて表彰台を獲得。9番グリッドのジョルディ・トーレスは連続4位。

16番グリッドの大久保光は19.483秒差の8位。レース1で優勝を挙げた6番グリッドのランディ・クルメンナッハは1ラップ目に転倒を喫した。

チャンピオンシップ

ポイントリーダーのジョルディ・トーレスは、23ポイントを加算。総合2位マッテオ・フェラーリに対して、8ポイント差から15ポイント差にアドバンテージを拡大すれば、総合5位マッティア・カサデイは55ポイント差から44ポイント差の総合3位に浮上した。

次戦オーストリア大会

2週間後にレッドブルリンクで第6戦を開催。8月18日にフリー走行と公式予選『E-Pole』、19日に2レースが実施される。

RESULTS

 

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