第10戦オーストリアGPの公式予選は19日、レッドブルリンク-シュピールベルクで行われ、プラクティス総合13番手のコリン・ベイヤーが初めてトップタイム。『レッドブル・ルーキーズ・カップ』と『ジュニアGP™世界選手権』出身の18歳オランダ人ライダーが参戦10戦目で初めてポールポジションを奪取。
オランダ人のポールポジションは、1999年8月の第10戦チェコGP『500cc』で予選最速時計を刻んだユルゲン・ファン・デン・グールベルク(中量級に参戦するゾンタ・ファン・デン・グールベルクの父親)以来24年ぶり。軽量級では、1990年9月の最終戦オーストラリアGPでポールポジションを獲得したハンス・スパーン以来33年ぶり。
気温27度、路面温度31度のドライコンディションの中、プラクティス総合5番手のダニエル・オルガドは0.057秒差の2番手。スリップストリームを利用され2年連続2度目のポールポジションを逃したが、今季の予選最高位、2戦連続4度目の1列目を獲得すれば、プラクティス総合4番手のデニス・オンジュは0.105秒差の3番手に入り、3戦ぶり5度目の1列目を確保。
プラクティス総合1番手のジャウメ・マシアは4番手。プラクティス総合10番手のホセ・アントニオ・ルエダは5番手。プラクティス総合9番手のリッカルド・ロッシは6番手。
前戦イギリスGPで最後尾28番グリッドから初優勝を挙げたプラクティス総合2番手のダビド・アロンソは、7ラップ目の3コーナーで今季9度目の転倒を喫して7番手。
1年前に2番グリッドからダブルロングラップペナルティを消化した後に優勝を挙げたプラクティス総合3番手の佐々木歩夢は0.475秒差の8番手。プラクティス総合14番手のジョエル・ケルソとプラクティス総合8番手のダビド・ムニョスがトップ10入り。
1年前に0.064秒差の2位を獲得したプラクティス総合6番手の鈴木竜生は0.853秒差の12番手。プラクティス総合18番手の山中琉聖は公式予選1で1番手、公式予選2は13番手。
プラクティス総合17番手の古里太陽とプラクティス総合19番手のイバン・オルトラは公式予選1で3番手と4番手だったが、公式予選2はトラックリミットと黄旗が原因でラップがキャンセルされて17番手と18番手。
公式予選1
プラクティス総合16番手のディオゴ・モレイラは0.110秒差で公式予選2への進出を逃す5番手。プラクティス総合21番手の鳥羽海渡は7番手。プラクティス総合29番手のマリオ・アジは13番手だった。
RESULTS
The first Dutch pole position in any class since Jurgen van den Goorbergh at the 1999 #CzechGP! ⏪
— MotoGP™🏁 (@MotoGP) August 19, 2023
Making history, @CollinVeijer95! 🇳🇱#AustrianGP 🇦🇹 pic.twitter.com/0JXcqtiXzv
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