ホンダのサテライトチーム、LCR・ホンダのチームプリンシパルであるルーチョ・チェッキネロは、第11戦カタルーニャGPの週末最初のセッション、フリープラクティス1の際に国際中継のピットレーンインタビューに応え、2024年からの2年契約を締結したヨハン・ザルコを選択した理由と12週間前の第6戦イタリアGPで右脚の脛骨と腓骨を骨折したアレックス・リンスの回復具合を説明。
ヨハン・ザルコと契約した理由
「ヨハンと契約できたことを大変嬉しく思います。我々が考え得る最良の選択肢でした。大変経験が豊富なライダーであり、ドゥカティで素晴らしい開発作業に取り組んでいましたが、なぜ彼を一種のテストライダーとして使うことにしたのか分かりません。ヤマハ、KTM、ホンダ、ドゥカティを走らせたユニークな逸材です。」
アレックス・リンスの復帰時期
「我々はアレックスがミサノで復帰しようとしていることを期待し、今日はアラゴンで『CBR Fireblade』を持ち込んで、プライベートテストしています。彼らからのフィードバックを待っているところです。」
LCR・ホンダ・カストロールは、アレックス・リンスの負傷代役として、第9戦イギリスGP、第10戦オーストリアGPに続き、第11戦カタルーニャGPでイケル・レクオナを起用。もし、アレックス・リンスが来週末の第12戦サンマリノ&リビエラ・ディ・リミニGPも欠場する場合、スーパーバイク世界選手権の第9戦フランス大会と日程が重なることから、イケル・レクオナを継続起用することができなくなることから、第8戦TTアッセンで起用したテストライダーのステファン・ブラドルを招集する可能性がある。
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