『FIM Enel MotoE™ World Championship(MotoE™世界選手権)』は、今週末にミサノ・ワールド・サーキット-マルコ・シモンチェリでシーズン8戦目、最終戦となるサンマリノ&リビエラ・ディ・リミニ大会を開催。今季から電動二輪車を供給するドゥカティのホームラウンドで、チャンピオンの可能性がある4人がシーズン最後の2レースで5代目王者を目指す。
マッティア・カサデイ
初開催の2019年から総合10位、5位、6位、4位に進出した地元リミニ出身のイタリア人ライダーは、第5戦イギリス大会レース2からの6レースで4勝と2位。後半戦3戦6レースで150ポイント中130ポイントを加算し、初めてポイントリーダーに浮上。昨年優勝と2位を獲得した当地で、タイトル獲得に挑戦。
ジョルディ・トーレス
前戦カタルーニャ大会でタイトル獲得に王手をかけたスペイン人ライダーだったが、レース1で接触コースアウトが原因で7位。レース2はトップ走行中に転倒を喫して、今季初めての0ポイント。開幕戦フランス大会のレース1から堅守していたポイントリーダーの座を明け渡したが、1レースで逆転が可能な21ポイント差。2020年と2021年にタイトルを獲得した元王者が昨年4位と5位に進出した当地で3度目のチャンピオンを目指す。
マッテオ・フェラーリ
初代王者に輝いた後、総合2位、3位、3位に進出した地元チェゼーナ出身のイタリア人ライダーは、前戦4位と5位に進出して射程圏内の22ポイント差。当地では9レース中6勝を含む8度の表彰台を獲得。絶対的な強さを誇示するトラックで2度目のタイトル獲得に挑む。
エクトル・ガルソ
2019年に初参戦したときのパフォーマンスが評価され、翌年『Moto2™』に昇格したスペイン人ライダーは、2022年に復帰すると、2年連続3度目のレギュラー参戦となった今年は、安定して上位に進出して44ポイント差の総合4位。2レース50ポイントのタイトル争いにおいて、数字上は逆転の可能性が残されているが、初のトップ3入りを狙う。
優勝を狙う伏兵たち
タイトル獲得の可能性が消え、トップ3入りの可能性が低い総合5位ランディ・クルメンナッハと総合6位エリック・グラナド、地元出身の前戦優勝を挙げた総合7位アンドレア・マントヴァーニと表彰台を獲得した総合8位ニコラス・スピネッリ、総合9位ケビン・ザンノーニらが最終戦で優勝、表彰台を狙うことから、タイトル争いをかき回す存在になるかもしれない。
タイムスケジュール
9月7日(木)
15時00分(23時00分): プレスカンファレンス
9月8日(金)
08時30分(16時30分): フリー走行1(15分間)
12時35分(20時35分): フリー走行2(15分間)
17時00分(24時00分): 公式予選1(10分間)
17時20分(24時20分): 公式予選2(10分間)
9月9日(土)
12時15分(20時15分): レース1(8ラップ)
16時10分(23時10分): レース2(8ラップ)
The final #MotoE Round is only a couple days away!
— MotoE™ (@MotoEofficial) September 5, 2023
What would you like to ask @jorditorres81, Mattia Casadei, @FerrariMatteo11 and @hector_garzo before one of them becomes the World Champion? 🏆✨ #SanMarinoGP pic.twitter.com/kKv9JHvwXM
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