ホルヘ・マルティンが優勝で3ポイント差

1ラップ目にバイクを交換するフラッグ・トゥ・フラッグ。フランチェスコ・バグナイア暫定総合1位堅守

第14戦日本GP決勝レース(周回数24ラップ)は1日、モビリティリゾートもてぎで行われ、雨脚が強くなった13ラップ目に赤旗が提示され、クリックスタートによるリスタートが実施されるところだったが、サイティングラップで2度目の赤旗が提示されたことから、レースが終了。

最初に提示された赤旗前のリザルトが最終的な結果に反映され、ポールポジションのホルヘ・マルティンが優勝。第7戦ドイツGP、第12戦サンマリノ&リビエラ・ディ・リミニGPに続き、今季3勝目を挙げた。

フラッグ・トゥ・フラッグ

気温25度、路面温度26度。ドライレースが宣言されたが、1ラップ目に白旗が提示され、バイク交換の許可が下ったことから、1ラップ目が終わる前にほぼ全員がバイク交換を決断。

6ラップ目にトップに立ったホルヘ・マルティンを追走した2番グリッドのフランチェスコ・バグナイアは1.413秒差の2位。2戦ぶり9度目の表彰台を獲得すれば、4番グリッドのマルコ・ベツェッキは2.943秒差の4位。

6番グリッドのファビオ・ディ・ジャンアントニオは、プレミアクラスで自己最高位タイとなる8位。21番グリッドのミケーレ・ピロは16位。

マルク・マルケス表彰台

7番グリッドのマルク・マルケスは2.013秒差の3位に入り、決勝レースでは、昨年11月の第18戦オーストラリアGP以来今季初めて表彰台を獲得。

18番グリッドの中上貴晶は14.714秒差の11位。15番グリッドのジョアン・ミルは12位。20番グリッドのステファン・ブラドルは14位に入り、2戦連続してホンダ全4台がポイント圏内に進出。

9番グリッドのアレイシ・エスパルガロは3.181秒差の5位。11番グリッドのラウール・フェルナンデェスは9位。3戦連続4度目のトップ10入りを果たせば、16番グリッドのミゲール・オリベイラは周回遅れの18位。

KTM3台がポイント圏内

3番グリッドのジャック・ミラーは6.837秒差の6位。13番グリッドのアウグスト・フェルナンデェスは7位。12番グリッドのポル・エスパルガロは15位。5番グリッドのブラッド・ビンダーは6ラップ目に転倒。

ファビオ・クアルタラロ10位

14番グリッドのファビオ・クアルタラロは12.244秒差の10位。17番グリッドのフランコ・モルビデリは1分14秒934遅れの17位。

インシデント

スタート直後の1ラップ目1コーナーでマルコ・ベツェッキがアウト側に位置していたマーベリック・ビニャーレスに接触。弾かれるように、アウト側のヨハン・ザルコに接触。ビニャーレスはグラベル上で転倒した後、レースに戻って19位。ザルコは転倒を回避してレース戻ったが、赤旗が提示される前に2度目の転倒。

チャンピオンシップ

周回数が50%に到達していたことから、フルポイントが与えられ、総合1位フランチェスコ・バグナイアは20ポイントを加算。総合2位ホルヘ・マルティンは、8ポイント差から3ポイント差に接近。総合3位マルコ・ベツェッキは、47ポイント差から54ポイント差に広がった。

RESULTS

 

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