『#MalaysianGP』~オール・オア・ナッシング

フランチェスコ・バグナイア対ホルヘ・マルティンのタイトル争い!カウントダウン始まる

第18戦マレーシアGPは今週末、ペトロナス・セパン・インターナショナル・サーキットで11月10日(金)にプラクティス、11日(土)に公式予選と『Tissot Sprint(ティソ・スプリント)』、12日(日)に決勝レースを開催。

第11戦カタルーニャGPと第12戦サンマリノ&リビエラ・ディ・リミニGPの2連戦にオーバーシーズが始まり、第13戦インドGPと第14戦日本GPの2連戦、第15戦インドネシアGP、第16戦オーストラリアGP、第17戦タイGPの3連戦を終え、チャンピオンシップは、残り3戦、最後の3連戦、タイトル争いの佳境を迎え、現王者フランチェスコ・バグナイアがポイントリーダーとして、昨年9番グリッドから優勝を挙げた赤道直下の当地に乗り込む。

13ポイント差

2戦連続4度目のポールポジションから4度目のダブルウィンを達成した総合2位ホルヘ・マルティンは、27ポイント差から13ポイント差に接近。週末ごとに高まる自信と絶対的なスピードを武器に、昨年ポールポジションから後続に1.2秒差のアドバンテージを広げた直後の7ラップ目に転倒を喫したトラックで、ポイントリーダー再浮上を目指す。

79ポイント差

残り3戦、111ポイントのタイトル争いにおいて、トレーニングアクシデントが原因で右鎖骨を骨折しながら、3連戦で45ポイントを稼いだ総合3位マルコ・ベツェッキにとっては、数日間の休息を経て、逆転の可能性を次戦のカタールGP、そして最終戦バレンシアGPまで持ち越すためのラストチャンス。最低でも週末が終了した時点で74ポイント差以内に詰めるため、1年前に4番グリッドから4位に進出した右回りトラックに挑む。

アウトサイダーたちの挑戦

タイトル獲得の可能性を失った総合4位ブラッド・ビンダーだが、前戦は2位と3位。2021年8月の第11戦オーストリアGP以来となる優勝を追求すれば、今年2月に当地で開催されたオフィシャルテストで総合1番手に進出した総合8位ルカ・マリーニ、ここ数戦で飛躍的な結果を獲得してきた総合12位ファビオ・ディ・ジャンアントニオらがプレミアクラス初優勝、表彰台を狙う。

スーパーバイクチャンピオン見参

スーパーバイク世界選手権の最終戦ヘレス大会で2年連続のチャンピオンに輝いたアルバロ・バウティスタがワイルドカードとして、2018年11月の最終戦バレンシアGP以来5年ぶりに参戦。

Moto2™

ポイントリーダーのペドロ・アコスタは、最初のマッチポイントを迎えた中、今季13度目の表彰台を獲得して20ポイントを加算。昨年8番グリッドから2度の転倒を喫した当地で、トップ4以内に進出すれば、ライバルの結果に依存せず、タイトル獲得となるが、総合2位トニー・アルボリーノは1年前に2番グリッドから優勝。タイトル争いに決着がつくか、1週間後の次戦カタールGPに持ち越しとなるか注目が集まる。

3連戦で48.5ポイントのアコスタに次ぐ、45.5ポイントを獲得して総合6位に浮上したフェルミン・アルデグエと昨年ポールポジションから転倒を喫したが、優勝争いを繰り広げた総合10位小椋藍のパフォーマンスにも注目。

Moto3™

第14戦日本GPで初めてポイントリーダーに飛び出したジャウメ・マシアは、前戦タイGPで4位。3戦連続して表彰台を逃したが、総合2位佐々木歩夢が他車との衝突転倒が原因で今季4度目の0ポイントに終わったことから、アドバンテージが4ポイント差から17ポイント差に拡大。昨年はマシアが0.245秒差の4位、佐々木は0.048秒差の2位だった。

今季2度目の3連戦でディオゴ・モレイラ(インドネシア)、デニス・オンジュ(オーストラリア)、ダビド・アロンソ(タイ)が優勝。特に3勝目を挙げた総合5位デニス・オンジュは44ポイント、クラス最多の4勝目を挙げ、新人王を獲得した総合3位ダビド・アロンソは45ポイントを加算して、ポイントリーダーとのギャップを39ポイント差と25ポイント差まで接近。

アロンソ、オンジュと共に勢いに乗り、頭角を現してきたのは、42ポイントを加算して総合9位に浮上したコリン・ベイヤーと38ポイントを稼いで総合16位に進出した古里太陽。前戦では初表彰台を獲得。タイトル争いをかき回す存在として、さらに注目が集まる。

天気予報

月曜日の時点で、金曜日から日曜日まで最高気温は32度、最低気温は24度。降水確率は金曜日が30%、土曜日27%、日曜日34%。週末を通じて安定した天候が予報されているが、常に集中豪雨の降る可能性がある。

 

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