相次ぐ怪我に悩まされたエネア・バスティアニーニが今季初優勝

総合1位フランチェスコ・バグナイア対総合3位ホルヘ・マルティンが序盤に激しく3位争い

第18戦マレーシアGP決勝レース(周回数20ラップ)は12日、ペトロナス・セパン・インターナショナル・サーキットで行われ、3番グリッドのエネア・バスティアニーニがスタート直後の2コーナーでトップに飛び出すと安定したペースを刻み、昨年9月の第15戦アラゴンGP以来今季初優勝。ドゥカティのファクトリーチームで初優勝を挙げ、総合19位から15位に浮上した。

アレックス・マルケス表彰台

気温33度、路面温度51度のドライコンディションの中、ティソ・スプリントで優勝を挙げた4番グリッドのアレックス・マルケスは1ラップ目から2番手を走り、1.535秒差の2位に入り、第2戦アルゼンチンGP以来今季2度目の表彰台を獲得。

フランチェスコ・バグナイア対ホルヘ・マルティン

序盤に3位争いを繰り広げ、ポールポジションのフランチェスコ・バグナイアは3.562秒差の3位。5戦連続13度目の表彰台を獲得し、ドゥカティ・レノボ・チームが今季初めてダブルポディウムを達成。2番グリッドのホルヘ・マルティンは10.526秒差の4位。

ドゥカティ8台がトップ12入り

6番グリッドのマルコ・ベツェッキは16.946秒差の6位。11番グリッドのファビオ・ディ・ジャンアントニオは9位。5番グリッドのルカ・マリーニは10位。12番グリッドのヨハン・ザルコは12位。

2度目のスーパーバイク世界選手権を制した後、ワイルドカード参戦した22番グリッドのアルバロ・バウティスタは5年ぶりのレースで17位。

ヤマハ両雄がトップ7入り

ウォームアップ走行で1番手に進出した8番グリッドのファビオ・クアルタラロは15.000秒差の5位。15番グリッドのフランコ・モルビデリは18.443秒差の7位。

ジャック・ミラー8位

10番グリッドのジャック・ミラーは19.204秒差の8位。14番グリッドのアウグスト・フェルナンデェスは14位。17番グリッドのポル・エスパルガロは15位。7番グリッドのブラッド・ビンダーは、9番手走行中の12ラップ目12コーナーで今季14度目の転倒。

アプリリア3台がリタイア

9番グリッドのマーベリック・ビニャーレスは21.189秒差の11位。13番グリッドのアレイシ・エスパルガロは、13番手走行中の9ラップ目9コーナーで週末5度目、今季20度目の転倒。19番グリッドのミゲール・オリベイラは6ラップ目9コーナーで今季14度目の転倒。18番グリッドのラウール・フェルナンデェスは技術的問題が発生して7ラップ目にリタイア。

ホンダ1台がポイント圏内に進出

20番グリッドのマルク・マルケスは27.079秒差の13位。23番グリッドのイケル・レクオナは16位。21番グリッドの中上貴晶は、16番手走行中の13ラップ目に転倒した後、最後までレースを続けて18位。16番グリッドのジョアン・ミルは5ラップ目4コーナーで週末2度目、今季23度目の転倒。

チャンピオンシップ

総合1位フランチェスコ・バグナイアは16ポイントを加算。総合2位ホルヘ・マルティンは13ポイントを加算したが、ギャップが11ポイント差から14ポイント差に拡大。

総合3位マルコ・ベツェッキは、83ポイント差から89ポイント差に広がったことから、タイトル争いから脱落した。

RESULTS

 

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