クラス別に初のレギュラー参戦するルーキーライダーによるタイトル争い『Rookie of The Year(ルーキー・オブ・ザ・イヤー/最優秀新人賞)』は、アウグスト・フェルナンデェス、セルジオ・ガルシア、ダビド・アロンソが獲得した。
『MotoGP™』
レギュラーライダー22人中、ルーキーライダーは総合17位(71ポイント)のアウグスト・フェルナンデェスの1人。過去10年間で新人が1人だったのは、2016年のティト・ラバット以来7年ぶり。
2022: マルコ・ベツェッキ(総合14位/111ポイント)
2021: ホルヘ・マルティン(総合19位/111ポイント)
2020: ブラッド・ビンダー(総合11位/87ポイント)
2019: ファビオ・クアルタラロ(総合5位/192ポイント)
2018: フランコ・モルビデリ(総合15位/50ポイント)
2017: ヨハン・ザルコ(総合6位/174ポイント)
2016: ティト・ラバット(総合21位/29ポイント)
2015: マーベリック・ビニャーレス(総合12位/97ポイント)
2014: ポル・エスパルガロ(総合6位/137ポイント)
2013: マルク・マルケス(総合1位/334ポイント)
『Moto2™』
今季の新人はセルジオ・ガルシア、ダーリン・ビンダー、デニス・フォッジャ、イサン・グエバラ、ローリー・スキナー、野左根航汰、アレイシ・エスクリチ、ボルハ・ゴメスの8人。
2年前に軽量級で総合3位、1年前に総合2位を獲得した20歳のスペイン人ライダー、セルジオ・ガルシアが総合15位(84ポイント)に進出。プレミアクラスから転向してきたダーリン・ビンダー、軽量級王者イサン・グエバラ、総合3位デニス・フォッジャを抑え、初タイトルを獲得。
2022: ペドロ・アコスタ(総合5位/177ポイント)
2021: ラウール・フェルナンデェス(総合2位/307ポイント)
2020: アロン・カネト(総合14位/67ポイント)
2019: ファビオ・ディ・ジャンアントニオ(総合9位/108ポイント)
2018: ジョアン・ミル(総合6位/155ポイント)
2017: フランチェスコ・バグナイア(総合5位/174ポイント)
2016: チャビ・ビエルゲ(総合20位/37ポイント)
2015: アレックス・リンス(総合2位/234ポイント)
2014: マーベリック・ビニャーレス(総合3位/274ポイント)
2013: ジョルディ・トーレス(総合10位/128ポイント)
『Moto3™』
今季の新人はフィリッポ・ファリオーリ、ダビド・サルバドール、シャリフディン・アズマン、ダビド・アロンソ、コリン・ベイヤー、ホセ・アントニオ・ルエダの6人。
2020年にヨーロピアン・タレント・カップ、2021年にレッドブル・ルーキーズ・カップ、2022年にジュニアGP™世界選手権で2年連続の総合7位を獲得した17歳のコロンビア人ライダー、ダビド・アロンソが第17戦タイGPでクラス最多となる4勝目、最終戦バレンシアGPで2戦連続8度目の表彰台を獲得して総合3位(245ポイント)を獲得し、史上初となるジュニアGP™世界選手権&レッドブル・ルーキーズ・カップを同時に制したホセ・アントニオ・ルエダらを上回る抜きん出た成績を挙げ、コロンビア史上初となるタイトルを獲得した。
2022: ディオゴ・モレイラ(総合8位/112ポイント)
2021: ペドロ・アコスタ(チャンピオン/259ポイント)
2020: ジェリミー・アルコバ(総合11位/87ポイント)
2019: チェレスティーノ・ヴィエッティ(総合6位/135ポイント)
2018: ジャウメ・マシア(総合13位/76ポイント)
2017: 佐々木歩夢(総合20位/32ポイント)
2016: ジョアン・ミル(総合5位/144ポイント)
2015: ホルヘ・ナバーロ(総合7位/157ポイント)
2014: エネア・バスティアニーニ(総合9位/127ポイント)
2013: アレックス・マルケス(総合4位/213ポイント)