ホルヘ・マルティンがティソ・スプリント優勝

昨年11月より10.3秒速い展開でドゥカティ、KTM、アプリリアが表彰台獲得

開幕戦カタールGPティソ・スプリント(周回数11ラップ)は9日、現地時間19時00分からルサイル・インターナショナル・サーキットで行われ、ショートレース開催1年目に9勝を含む14度の表彰台を獲得したポールポジションのホルヘ・マルティンがホールショットを決め、一度もポジションを譲らず、トップでチェッカーフラッグを受け、昨年11月に当地で開催された第19戦から3戦連続の優勝を挙げ、課題のシーズンスタートを決めた。

3メーカー表彰台

気温21度、路面温度27度のドライコンディション。昨年の優勝タイムは20分52秒634だったが、同じ周回数の11ラップで10秒347更新する20分41秒287。高速展開となった中、昨年7位だった4番グリッドのブラッド・ビンダーはスタートで2番手に飛び出し、ホルヘ・マルティンを追走して0.548秒差の2位。2番グリッドのアレイシ・エスパルガロは0.729秒差の3位。

チャンピオン4位発進

チャンピオンを証明するゼッケンナンバー『1』と共にタイトル連覇に向けて始動した5番グリッドのフランチェスコ・バグナイアは1.625秒差の4位。

新天地から5位デビュー

ドゥカティ機に乗り換えた6番グリッドのマルク・マルケスは1.872秒差の5位。3ラップ目にファステストラップを刻み、旧型勢の最高位に進出すれば、3番グリッドのエネア・バスティアニーニは6位。9番グリッドのアレックス・マルケスは7位。

15番グリッドのマルコ・ベツェッキは11位。昨年全戦で完走を果たし、オフィシャルテストを欠場したことから乗り換えたドゥカティ機で周回を重ねる必要がある22番グリッドのフランコ・モルビデリは20位完走。昨年2位だった7番グリッドのファビオ・ディ・ジャンアントニオは7番手走行中の3ラップ目10コーナーで今季初転倒。

新人ペドロ・アコスタがポイント圏内進出

8番グリッドのペドロ・アコスタは初めてのスプリントで4.431秒差の8位。ポイント圏内に進出すれば、11番グリッドのジャック・ミラーは10位。18番グリッドのアウグスト・フェルナンデェスは18位。

10番グリッドのマーベリック・ビニャーレスはポイント圏内の9位。14番グリッドのミゲール・オリベイラは13位。12番グリッドのラウール・フェルナンデェスは14位。

昨年ポイント圏内の8位だった16番グリッドのファビオ・クアルタラロは12.863秒差の12位。20番グリッドのアレックス・リンスは17位。

昨年19位だった17番グリッドのジョアン・ミルは14.096秒差の15位。13番グリッドのヨハン・ザルコは16位。19番グリッドの中上貴晶は22.733秒差の19位。4ヶ月前に当地でポールポジションからティソ・スプリントと決勝レースで連続3位を獲得した21番グリッドのルカ・マリーニは25.553秒差の21位。

決勝レース

明日現地時間20時00分、日本時間02時00分にチャンピオンシップ76年目のシーズン最初の決勝レース開催。

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