ダビド・アロンソがオールタイムラップレコード更新

プライベートテストで総合1番手に進出した後、今季10度目の1番時計、今季3度目の1番手発進

第5戦フランスGPフリープラクティスは10日、現地時間09時00分からルマンブガッティ・サーキットで行われ、前戦スペインGPでトップ走行中の1ラップ目に転倒して11位だった後、プライベートテストで総合1番手に進出した総合2位ダビド・アロンソが18ラップを周回して、2020年にジャウメ・マシアが記録したオールタイムラップレコード(1分41秒399)を0.607秒更新する1分40秒792のトップタイムをマーク。第3戦アメリカズGPから3戦連続して1番手発進を決めた。

気温15度、路面温度17度のドライコンディションの中、総合19位フィリッポ・ファリオーリは最多21ラップを周回し、ダビド・アロンソを追走して0.788秒差の2番手。総合20位スコット・オグデンは単独走行で0.987秒差の3番手。2人がベストセッションを実現させた。

前戦で右足を負傷したポイントリーダーのダニエル・オルガドは、昨年3番グリッドから優勝を挙げたトラックに戻って来ると、回復具合を確認するように17ラップを周回して1.046秒差の4番手。

総合11位鈴木竜生は16ラップを周回して1.046秒差の5番手。総合21位チャビエル・スルトゥサは6番手。総合6位ダビド・ムニョスは7番手。

2戦連続4位の総合8位山中琉聖は16ラップを周回して1.093秒差の8番手。総合5位ジョエル・ケルソは9番手。

前戦で今季初優勝を挙げた総合3位コリン・ベイヤーは1.129秒差の10番手。前戦で腸の感染症が原因で欠場した総合13位ホセ・アントニオ・ルエダは12番手。

総合15位古里太陽は17ラップを周回して1.320秒差の13番手。総合7位アンヘル・ピケラスは9ラップ目の11コーナーで今季2度目の転倒を喫して19番手。総合4位イバン・オルトラは11ラップ目の14コーナーで今季5度目の転倒を喫して22番手。

第2戦ポルトガルGP決勝レース後の車検で技術違反が発覚したことから開催前日に失格が発表された総合18位マッテオ・ベルテッレは、6ラップ目の3コーナーで今季2度目の転倒を喫して23番手だった。

プラクティス1

5月11日午前のプラクティス2と共に公式予選1と公式予選2の振分けを決定するセッションとなるプラクティス1は現地時間13時15分(日本時間20時15分)開始。

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