『Red Bull Rookies Cup』~マキシモ・キレスが1位と2位

マルク・マルケスと一緒にトレーニングを積む16歳のスペイン人ライダーがポイントリーダーに浮上

Road to MotoGP™』のプログラム『Red Bull MotoGP™ Rookies Cup(レッドブル・ルーキーズ・カップ)』は、週末に『MotoGP™第5戦フランスGPの併催として、ルマンブガッティ・サーキット第2戦フランス大会を開催。レース1でマキシモ・キレス(スペイン)、レース2でブリアン・ウリアルテ(スペイン)が優勝を飾った。

レース1

フィニッシュラインまで5人が優勝、表彰台争いを繰り広げ、最終ラップに逆転したポールポジションのマキシモ・キレスが昨年6月の第4戦イタリア大会レース2以来今季初優勝。

1週間前にポルトガルのアウトードロモ・ド・エストリル、通称エストリル・サーキットで開催された『FIM JuniorGP™ World Championship(ジュニアGP™世界選手権)』でフィンランド史上初となる優勝を挙げた2番グリッドのリコ・サルメラは0.260秒差の2位。今季初表彰台、自己最高位を獲得すれば、初日に赤信号を無視してピットレーンからトラックに飛び出したことから、グリッドポジションを6つ降格するペナルティが科せられ、9番グリッドからスタートしたアルバロ・カルペ(スペイン)は0.415秒差の3位。

レース2

ラスト2ラップに5人に絞られた優勝争いで、レース1で5位だった10番グリッドのブリアン・ウリアルテが最終ラップの最終コーナーで逆転。参戦4レース目で初優勝を挙げれば、マキシモ・キレスは0.048秒差の2位。

レース1で6位だった4番グリッドのハキム・ダニッシュ(マレーシア)は0.328秒差の3位を獲得。7番グリッドのバレンティン・ペローネ(アルゼンチン)は連続4位。アルバロ・カルペは5位。レース1の1ラップ目に転倒した4番グリッドのマルコ・モレリ(アルゼンチン)は6位。リコ・サルメラは20位。

チャンピオンシップ

総合4位マキシモ・キレスは9ポイント差からポイントリーダーに初めて飛び出し、ポイントリーダーのアルバロ・カルペは9ポイント差の総合2位に後退。

総合3位バレンティン・ペローネは9ポイント差から19ポイント差の4位、総合2位マルコ・モレリは3ポイント差から29ポイント差の6位に後退。総合6位ブリアン・ウリアルテは12ポイント差から12ポイント差の3位に浮上した。

シーズン3戦目

MotoGP™第7戦イタリアGPの併催として、3週間後の5月31日から6月2日にムジェロ・サーキット第3戦イタリア大会を開催。