『MotoE™』~ケビン・ザンノーニが初優勝でポイントリーダーに浮上

マッティア・カサデイ6位&転倒で総合2位後退、オスカル・グティエレス初優勝&2位

FIM Enel MotoE™ World Championship(MotoE™世界選手権)』の第3戦カタルーニャ大会レース1レース2(ともに周回数7ラップ)は25日、バルセロナ-カタルーニャ・サーキットで行われ、オスカル・グティエレスケビン・ザンノーニが共に初優勝を挙げた。

レース1

気温22度、路面温度35度のドライコンディションの中、5番グリッドのオスカル・グティエレスは5ラップ目にトップに立ち、参戦1年目の3戦目で初優勝を挙げ、ポールポジションのエリック・グラナドは最後まで今季初優勝を目指して0.169秒差の2位。今季初表彰台を獲得すれば、8番グリッドのケビン・ザンノーニは0.414秒差の3位に入り、今季2度目の表彰台。

レース2

気温24度、路面温度46度のドライコンディションの中、ケビン・ザンノーニは好発進を決めて1ラップ目を2番手で通過すると、最終ラップの1コーナー手前でトップに躍り出てキャリア初優勝。オスカル・グティエレスは0.474秒差の2位。3番グリッドのアレッサンドロ・ザッコーネは1.176秒差の3位に入り、今季初表彰台。エリック・グラナドは1番手走行中の5ラップ目に転倒した。

チャンピオンシップ

ポイントリーダーのマッティア・カサデイは、6位と転倒で1ポイント差の総合2位に後退。総合2位ニコラス・スピネッリは、連続転倒で2ポイント差から13ポイント差の4位に後退。

総合3位ケビン・ザンノーニは、30ポイント差からキャリアで初めてポイントリーダーに飛び出し、総合4位オスカル・グティエレスは36ポイント差から2ポイント差の3位に浮上した。

シーズン4戦目

次戦の第4戦イタリア大会は、1週間後の5月31日と6月1日にムジェロ・サーキットで開催。

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