アレイシ・エスパルガロが波乱を制す

相次ぐサプライズが発生した後、マルク・マルケス12人抜き、ペドロ・アコスタ表彰台

第6戦カタルーニャGPティソ・スプリント(周回数12ラップ)は25日、現地時間15時00分からバルセロナ-カタルーニャ・サーキットで行われ、ポールポジションのアレイシ・エスパルガロがスタートで5番手に後退したが、最終ラップにトップに飛び出して、昨年9月のホームグランプリ以来今季初優勝を挙げた。

3人がトップ走行中に転倒

気温25度、路面温度46度のドライコンディションの中、公式予選で自己最高位を獲得して3番グリッドからスタートしたラウール・フェルナンデェスは1ラップ目3番手に浮上すると、3ラップ目に2人を抜いて、プレミアクラスで初めてトップに飛び出してレースをリードしたが、5ラップ目の10コーナーで転倒。

4番グリッドのブラッド・ビンダーは3ラップ目に2人を抜いて2番手、6ラップ目に1番手に浮上して後続を引き離し始めた7ラップ目の5コーナーで転倒。

2番グリッドのフランチェスコ・バグナイアは3ラップ目4番手に後退したが、5ラップ目3番手、6ラップ目2番手、7ラップ目1番手に浮上してレースの主導権を握ったが、最終ラップの5コーナーで転倒。

15番グリッドのミゲール・オリベイラは7番手走行中の10ラップ目に転倒。18番グリッドのヨハン・ザルコは16番手走行中の8ラップ目にイン側から進入してきた13番グリッドのアレックス・マルケスと接触して転倒した。

地元スペイン勢が表彰台独占

14番グリッドのマルク・マルケスは、1ラップ目に他車との接触が原因で左側のエアロボディが破損したが8番手、3ラップ目7番手、5ラップ目6番手、7ラップ目4番手、最終ラップ2番手に浮上。9人を抜いて0.892秒差でフィニッシュし、2戦連続4度目の2位を獲得すれば、5番グリッドのペドロ・アコスタは1.169秒差の3位に入り、2戦ぶり2度目の表彰台を獲得。

ポイントリーダー4位

7番グリッドのホルヘ・マルティンは2.980秒差の4位。11番グリッドのエネア・バスティアニーニ、6番グリッドのファビオ・ディ・ジャンアントニオ、9番グリッドのジャック・ミラー、12番グリッドのマーベリック・ビニャーレス、16番グリッドのマルコ・ベツェッキがポイント圏内のトップ9入り。

17番グリッドのファビオ・クアルタラロは9.241秒差の10位。8番グリッドのアレックス・リンスは12位。

20番グリッドの中上貴晶は13.199秒差の13位。21番グリッドのジョアン・ミルは15位。

チャンピオンシップ

ポイントリーダーのホルヘ・マルティンは6ポイントを加算。総合3位マルク・マルケスは40ポイント差から37ポイント差の2位に浮上。総合4位エネア・バスティアニーニは40ポイント差から41ポイント差の3位。総合2位フランチェスコ・バグナイアは38ポイント差から44ポイント差の4位に後退した。

決勝レース

周回数24ラップの決勝レースは、5月26日現地時間14時00分、日本時間21時00分スタート。

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